当方のアカウントはブートローダーアンロックするための申請が完了している為、アンロックを実施しROMの入れ替えを実施しました。他のXiaomi端末とやることは同じなため内容はほぼコピペです。ご容赦を。
なお、これらのシステム改変についてはリセラーの保証を放棄する行為になるのでご注意ください。転んでも泣かない人向けです。
Bootloaderのアンロック申請とアンロック
以前のエントリの通り当方のアカウントはアンロック申請は完了している為、こちらは割愛。必要であればリンク先をご確認ください。基本的にBootloaderのアンロックはMi unlock toolから実施することになります。Mi 5XとMi note 3で書いた通り、china stableは諸外国からのMiアカウントへのデバイスのヒモ付が失敗します。下記のエントリを参照しBootloaderアンロック許可がおりているアカウントと端末のヒモ付を実施ください。下記を実施の上、72時間後(当方は今回360時間待ちでした….。)に開発オプションのOEMアンロックを有効にしてMi unlock toolからアンロックを実施すれば問題なくアンロックが可能です。
カスタムリカバリTWRPの導入
カスタムリカバリはTWRPを利用します。今回もXiaomi.euが提供しているTWRPがEFSのバックアップオプションも提供している為、そちらを採用しました。Xiaomi Redmi 5のデバイス名はrosyです。
TWRPの導入はfastbootモードから実施します。要領や前提条件はmi5と同様です。adbとfastbootのバイナリをインストールするこちらの様なソフトをインストールしコマンドプロンプトから解凍したディレクトリへ移動しfastbootコマンドを実行します。fastbootの起動はボリューム下キーと電源ボタンの同時押しです。
fastboot flash recovery recovery.img(ダウンロードしたTWRPのイメージ)
ボリュームボタンの上を押しながらスタンバイしfastboot rebootでリカバリを起動しましょう。
TWRPが起動したら最初に必ずEFSを含めたバックアップを取ってください。(超重要)
カスタムromの導入
※ちなみに当方はChina版にGlobal stableが入った状態のRedmi 5を一度China Stableのfastboot romに書き換えてからプラスエリア化を実施しています。もしxiaomi.euで失敗するようであればChina stableで実施してみてください。
China stableのfastboot romは以下からダウンロードが可能です。mi flash toolでfastbootモードから書き込むことができます。mi flash toolは下記ページにromと一緒にダウンロードリンクがあります。
カスタムromについては日本語環境が利用可能な多言語MIUIのXiaomi.euを利用します。下記よりダウンロードを実施し端末へ転送しておいてください。サイトへ飛んだらメニューの”ROM Downloads”から”DOWNLOAD WEEKLY“のいづれかのリンク先からromの入手が可能です。当方は現在Weeklyの8.2.1を利用しています。こちらにはすでにバーチャルキーが取り込まれており、iPhone Xの様なジェスチャーによるオペレーションが利用可能になっています。
プラスエリア化を実施する場合はTWRPからroot化が必要になります。flashableなzipをsupersuからダウンロードしtwrpからフラッシュしておいてください。
TWRPの操作は下記の手順でOKです。プラスエリア化する場合はefsのバックアップを取得し、supersuのみフラッシュしてプラスエリア化の動作を検証ください。
- Backupからboot、system、data、efsを選択しバックアップを実行(適宜母艦に保存ください。特にプラスエリア化を実施する場合EFSはとにかく重要です。)
- Wipeからadvanced wipeを選択しdalvik cache、system、data、cacheを選択しwipe
- installからxiaomi.eu romをフラッシュ
- 一度xiaomi.euを起動させ、再度twrpからsupersuをフラッシュ(オプション)
その他
TWRPの導入及び、Xiaomi.euのflashは慣れた人にはなんの問題はないと思います。WeeklyはOTAにも対応しているので一度入れてしまえば苦労なくアップデートが可能です。
レビューも実施しています。良ければ参照ください。