Xiaomi Redmi Note 6 Proのプラスエリア化

Xiaomi Redmi Note 6 Proのプラスエリア化です。パターンとしてはRedmi note 5と同じです。いつもどおり内容はほぼコピペですがご容赦を。

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注:作業前にTWRPなどから必ずEFSのバックアップを取得し母艦へ保存ください。プラスエリア化作業でなにより重要な作業です。

Xiaomi Redmi Note 6 Proのプラスエリア化について

プラスエリア化とは今更ですが、ドコモ回線におけるWCDMA B6を有効にすることです。低周波数帯のバンドをアクティブにすることで、高周波数帯のバンドが届かない場所でも迂回して電波を拾うことができるようにB6を有効にすることです。

作業を行う上で必要な前提環境は以下の通り。

今回は公式グローバルromで作業を実施しています。TWRPの導入についてはXDAの記事を参考にしていただければと思います。bootloader unlockについてはいつもどおり360時間待ち。おとなしく待つしかありません。。

Xiaomi Redmi Note 6 Pro プラスエリア化手順

手順概要は以下の通りです。いつもどおりです。

  • Diag modeの有効化
  • バンドを書き換える
  • Network Signal GuruからClear Forcingを実施しプラスエリア接続を確認
  • 再起動しNetwork Signal Guruからプラスエリア接続を確認

Diag Modeの有効化

電話アプリからの*#*#717717*#*#ではもうdiagポートがオープンしません。下記の手順でdiagを有効にしてください。USBデバッグを有効にするため開発者オプションの有効化が必要です。事前に実施しておき、USBデバッグを有効にしておいてください。

  1. adb shell (USBデバッグの許可が出たら常に許可へチェックを入れ、OK)
  2. su  (rootへスイッチ)
  3. setprop sys.usb.config diag,adb (Diagポートをオープン)

問題がなければQualcomm HS-USB Diagnostics 901D等でポートがオープンします。

バンドを書き換える

Xiaomi Redmi Note 6 Proはband preferredでsim1/sim2にそれぞれの値があります。それぞれに適切な値が設定ができればプラスエリア化は可能です。

Diagモードに入ったら、つぎにQXDMでバンドを書き換えます。QXDMを立ち上げDIAGポートと接続します。optionsのcommunicationsを選択

target portにdiagポートを選択しok。画像はZuk Edgeのものを使いまわしていますが、要領は同じです。

NV managerがアクティブになるので設定を開始します。Multi sim or dual simの部位をチェックしsubscripion idは0を選択します。#946のband preferredから見ていきます。readボタンをクリックすると値が0x06E8になっていると思います。下記の通りInputの値をトリプルクリックから編集し0x0EE8へと書き換えて、Writeをクリックします。subscription id0、id1ともに同様に書き換えてください。

 

今回QXDMの作業はこれだけでOKです。#1877は読みだせませんし、決め打ち設定の必要もありません。

Network Signal GuruからClear Forcingを実施しプラスエリア接続を確認

バンドの書換えが終わったら再起動せずsim2側にsimを挿し、Network Signal Guruを立ち上げて、Clear Forcingを実施します。下記画面はOneplus 5Tのものですが、オペレーションは同じです。画面右上のスリードットをタップし、Clear forcingsを実施します。Clear forcingsが終わったらsim1側に挿しかえてください。Network Signal GuruのスリードットからLock Bandsを選択、WCDMAを選択した後、B5、B6のみを有効にした状態でB5接続が確認できれば問題ありません。ちなみにこの作業をしないと、sim2がなぜかデフォルトの値に戻り接続できません。

これでWCDMA B5(B6)に接続できるようになります。環境によってはClear Forcingのタイミングでsim2でもB5での接続が確認できます。再起動後も問題なく接続が可能でromの書き換えも問題ありません。

検証

検証は再起動後改めてNetwork Signal Guruで実施します。ソフトを立ち上げスリードットからLock Bandsを選択、WCDMAを選択した後、B5、B6のみを有効にした状態でB5接続が確認できればoKです。sim2側ではband lockができませんが基本書き換えた値が有効になっているので、取り立てて確認しなくても良いかもしれませんが、気になる方は電子レンジなどB1の減衰が激しい場所にいれれば、B6へシフトする動作が見られると思います。

まとめ

Redmi Note 5やMi 6Xと同様に#946の値変更だけでプラスエリア化が可能でした。#1877は値として読みだせず設定の必要はありません。最近の端末でも機器によってパターンが違うので必ずQXDMでの確認は必要です。またこの方法でRedmi Note 7も同じようにプラスエリア化が可能です。

 

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4 Comments
  1. RN6のリクご対応ありがとう御座います。さっそく実施させていただきます

  2. RN6リクご対応ありがとう御座います。さっそく実施させていただきます

  3. はじめまして
    Mi8LiteをUnlockし、eu STABLE rom焼いたら、プラスエリア対応になりました。

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