AllCall MIX 2のレビュー

AllCall MIX2の実機レビューです。

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AllCall MIX 2について

AllCallといえばエントリークラスのSoCを積んだスマートフォンを製造しているというイメージのメーカーでしたが、昨年暮れくらいにMi Mix 2ライクなMIX 2がアナウンスされミッドレンジも作るんだなという認識と共に、Helio P23を採用するということでちょっと気になっていたメーカーでした。結局最初のアナウンスから3ヶ月以上たってやっとリリースされた本機ですが、Helio P23を積みながら他のスタートアップよりも安価な価格設定とQi対応などなかなかおもしろそうな端末だな、ということでちょっと見ていきます。

仕様

仕様は流行りの18:9ディスプレイとSoCにMediatek Helio P23採用、Face unlockにQi対応とスタートアップではなかなか見ないQi対応が注目のポイントでしょうか。Helio P23採用はDSDVについても気になっていましたが、こちらについては後述します。

製品名
モデル AllCall MIX 2
カラー ブラック、ブルー
システム
OS Android 7.1.1
CPU MTK6763 Helio P23
RAM/ROM 6GB/64GB 256GBまでのMicroSDをサポート
画面
ディスプレイサイズ 5.99インチ 18:9 IPS in-cell FHD+
カメラ
フロントカメラ 8.0MP
バックカメラ 16.0MP
ネットワーク
タイプ GSM / WCDMA / FDD / TDD
バンド 2G GSM:850(B5)/ 900(B8)/ 1800(B3)/ 1900(B2)
3G WCDMA:900(B8)/2100(B1)
4G FDD:2100(B1)/ 1800(B3)/ 2600 B7)/ 800(B20)TDD:2600(B38)/ 2400(B40)
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n
BTのバージョン 4.0
バッテリー
容量 3500mAh
サイズ
商品のサイズ 15.63 * 7.64 * 0.79cm
製品の重量  190g(公称値)実測 206g

付属品

付属品はすぐ使い始められるよう盛りだくさんの内容で、開封後すぐ利用が開始できます。

Type-C to A USBケーブル
Type-C to earphoneケーブル
PE対応電源アダプタ(EUソケット)
simピン
ユーザーマニュアル
保護フィルム(本体へ貼り付け済)
ガラスフィルム
TPUケース
Wireless Chager F1(別売り)

全部入りの付属品。傷を気にする方もすぐ利用開始できます

デザイン

デザインは割とオーソドックスなスタイルでおそらくメッキ処理されたメタルのミッドフレームとデュアルグラスという構成になっています。背面は本家Mix 2よりもラウンドが強め、ミッドフレームも丸みを帯た処理になっており持ちやすさはなかなか良いです。ベゼル幅はメーカーのレンダー画像よりもやや幅は大きめで、特にボトム側はイメージとちょと乖離が大きいです。また薄さについてもメーカー公称値では7.9mmとなっていますが、恐らく8.5mmくらいはあるのでは….。そして何より重量が確実に190gではなく、実測206gあるので手に持った感じはかなり重く感じます。

ハードの作りはしっかりしており、背面のデザインも悪くありません

メーカー公称値190gより重い….

フロントサイドはサイドが2.5mm程度のベゼル幅があり、トップは4mmくらいボトム側に至っては普通に1cmくらいの幅があります。本家MIX 2と較べてもややベゼル幅は太いかなという印象です。ディスプレイについては至って普通に綺麗なインセルIPSという印象で日本人好みな青っぽい色温度高めな画面です。日光下での視認性はあまりよろしくは無いですがシャープな画質です。最初から貼り付けられている保護フィルムはややギラツキが出るので、剥がすなりおまけでついているガラスフィルムなりに交換することをおすすめします。またface unlockに利用するフロントカメラは右下側に位置する為、face unlockはちょっとコツがいりますが認識→unlockの速度も悪くなく便利に利用が可能です。

ややベゼル幅は太め

レンダー画像より幅が広いボトムベゼル部分

バックサイドにはデュアルLEDトーンフラッシュにシングルカメラ、指紋認証エリアが配置されています。ガラスデザインである為、指紋あとは付きやすいですがスムースなデザインで特に手に引っかかるようなエッジも存在せずきれいな仕上がりになっています。指紋認証についてはやや画面オンまでに時間はかかりますが、認識率も申し分なく便利に利用が可能です。

ボトムサイドにはスピーカー、Type-Cポート、マイクが配置されています。スピーカーから出力される音はやや音量が小さいかなという印象ですが、至って普通な音質で特に問題はありません。

トップサイドはsimトレーは配置されており、nano sim+TFカード&nano simなハイブリッド構成となっています。内部の空間がトレーに対し大きく取られている為か、ややsim1側が刺しづらく浮いてしまうことがある点は気になりました。

レフトサイドには何も配置されておらずコントロール部分はライトサイドに集中した作りとなっています。この点はかなり個人的には好みですがなかなかこういった構成の端末は最近見ないですね….。

ライトサイドは上からボリュームボタン、電源ボタンという並びです。ボタン類もメタル製でカラカラと浮いていることもなくかっちりとしたクリックで快適な操作が可能です。

Mi Mix 2と比べると全体的にやや大きめ、重さも20gほど大きいサイズ感ですが全体的にみてもビルドクオリティは悪くなく価格なりだなというような悪いイメージはありません。

ハードとパフォーマンス

SoCはMediatek Helio P23ということでミッドレンジの製品です。antutuのスコア的には大体7万中盤となるので利用している感じとしてQualcomm Snapdragon 625と近い感じのレスポンスです。RAMは6GB搭載されており特に不都合なくアプリ間の移動もこなせます。ゲームについてはよりハイスペックなSoCを要求するような3Dゲーム以外は問題ない感じでしょうか。ハングリーシャークワールドでテスト実施した感じではちょっと処理落ちが目立つ感じだったので、動作要件が厳しい日本製の3Dゲームなどはやや厳しいかなという印象です。

SDM625よりはやや3Dの性能が高いHelio P23

ユーザーインターフェイスとOS

OSは完全にAOSPベースです。face unlockのみ別のフレームワークで組み込まれた感じの仕上がりでしょうか。内容は至って普通なAOSPなので目立った問題やバグも無く安定した利用が可能です。AOSPベースということもあり言語選択には日本語があり、日本語環境が問題なく利用できます。せっかくの大画面なのでフルスクリーンジェスチャーなどの機能があればなおよかったところです。初期にインストールされているアプリは特にブロートウェア等もなくクリーンな環境になっていました。

デフォルトのランチャーはlauncher 3

OTA対応でメーカー部分とAndroid部分に別れていますが…

OSは7.1.1で比較的新し目な2月のパッチ状態

接続性

Helio P23ということで実は一番期待してた部分になるわけですが、残念ながら本機は4G4G DSDVには対応しておらず4G3GのDSDSのみがサポートされているようです。sim1で電話回線、sim2でデータ回線のように使い分けが可能ですが、なぜかsoftbank系simではVoLTEが有効になりませんでした….。利用可能なバンド的にはFDDのB8やTDDのB41が無いなどSoftbank系回線で使うにしても取り立ててアドバンテージが無いバンド構成です。

利用可能なLTEはDocomo系(赤字)やSoftbank系(青字)、は両キャリアで共通で以下の通りです。

GSM:850, 900, 1800, 1900
WCDMA:B1/B8
TD-SCDMA:B34/B39
FDD-LTE:B1/B3/B7/B20
TDD-LTE:B38/B40

 

カメラ

カメラについて今ひとつな感じです。昼光下では割とシャープでまともな写真がとれダイナミックレンジもそれほど悪くないですが、出来上がる写真がすべからく白っぽいというか実際の環境よりも明るく撮れてしまい、淡白な色味の画像になってしまいます。ソフトウェア的な処理で明るく撮れすぎる傾向について暗所ではより顕著にその傾向が出て、ちょっと不自然なくらいに明るく撮れてしまうせいかややノイズが目立った画像が撮れがちでした。またカメラアプリについてはPDAFがあまり感じられないくらいAFが遅めで、ゼロディレイシャッターを使ってもキャプチャまでやや時間がかかるなど快適に写真が撮れる環境ではないかなという印象です。端末自体は無難にまとまっていますが、期待したい部分としてそれらの最適化をといった感じです。

※下記リンク先はオリジナルサイズです。モバイルの方はクリックしないようにお願い致します。

 

バッテリー

バッテリはー3500mAhとサイズ的には最近のスマートフォンでは珍しくない容量ですが、AOSPベースということもありややバッテリーの持ちはよくありません。特にデフォルトの自動明るさ調整が環境光に対して明るめの設定になっているせいもあり、バッテリーベンチの結果は6h38mという結果です。一日利用する分には至って問題の無い結果ではありますが、Helio Pシリーズとしてもうちょっと良い結果が欲しかったかなという印象です。Mediatek PEによる充電は大体2時間程度で完了するので、適宜そちらを利用くださいといった感じでしょうか。

また本機はワイヤレス充電にも対応しているのでQiの充電器を持っていない方はぜひ合わせて利用することをおすすめします。ワイヤレスファストチャージが利用可能です。

評価

AllCall製品は当方にとってもはじめての製品でしたが、全体的に無難にまとまっており印象は悪くありません。Helio P23採用ということで4G4G DSDVに期待していた部分はちょっと残念ではありますが、端末のビルドクオリティ、ROMの完成度、ワイヤレス充電に加えトレンドの部分として18:9のディスプレイやFace unlockについてもうまく機能しており、コストパフォーマンスに優れる悪くない選択肢だと思います。課題があるとすればMediatek カメラアプリとその処理、自動輝度設定の調整について今後のアップデートで良くなれば更に良い端末になると思います。

この価格帯は常にXiaomi端末と比較されがちなのでそれらの既存端末との差別化としてDSDVはぜひ欲しかった機能です….。

購入先

現在TOMTOP独占でプロモーションが開始されており、Qiの充電器セットでアンダー$200で購入が可能となっています。気になる方は下記よりチェックいただければ幸いです。

AllCall MIX 2 6GB/64GB Black, Blue

ワイヤレス充電器セットのプロモーション価格

$199.99 $299.99

 

8 Total Score
Good!

Helio P23採用のコストパフォーマンスモデル。全体的に無難にまとまっており申し分ない出来ではあるが、欲を言えばDSDV対応が欲しかった....

ハードウェア
8.0
デザイン
8
ディスプレイ
8.5
ソフトウェア
8
カメラ
7.5
PROS
  • 高いビルドクオリティ
  • Helio P23の必要十分なパフォーマンス
  • 18:9の美しいディスプレイ
  • 持ちやすいデザイン
CONS
  • 暗所のカメラがいまひとつ
  • 端末がやや重い
  • DSDV非対応
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