Xiaomi Mi Mix 2のrfnvファイルをMi6へ移植しLTE Bandの追加は可能か(検証中)

OP5のrfnvファイルを利用した本作業を以前実施していますが、またもやチャレンジしてみました。ちょっと尻切れトンボな投稿ですがご容赦ください。急にやる気がなくなったので途中までです。

スポンサーリンク

コンテンツ

作業内容

やる内容としては以前実施した内容と対して変わりません。Mi Mix 2からrfnvファイルを抜き出し、同じようにMi6からもrfnvファイルを抜き出します。そして抜き出したファイルをdiffってファイル内容の差分とファイルの有無の差分を見ます。現時点でSDM835の正確なqualcomm rfnvファイルリストが存在しないので差分は問答無用に移植するしかありません。

上記はファイルの一部ですがご覧の通りこの時点でかなり絶望的です。黄がファイルの有無の最初のフラグ、青がファイルの内容が違うファイルといった感じです。まずは単純に灰色で表示されているMi Mix 2にはあるがMi6には存在しないファイルをピックアップします。単純にすべてのファイルを上書きしてしまうとまったく電波を拾わない状態になるのは以前の移植で経験済。差分のみをMi6にEFS Explorerで上書きします。

今回はMi Mix 2とLTE BC Configを合わせます。またXiaomiは6829を使わず6828だけを読み込みLTEに利用可能なバンドのフラグを読み取って行くので、Mi Mix 2で利用可能なLTE BandのDecの値、2071232190687をQXDM該当の箇所にぶち込みました。Decの値は下記ソフトで対象のLTE Bandをチェックするだけで計算が可能です。

NV Calculator (Non-Volatile)
NV Calculator (Non-Volatile)
Developer: Unknown
Price: Free

検証

続いて検証を実施するわけですが、ここで異変に気づきます。どうやらmodem firmの更新で現在のMIUI9系のROMは#6828の値はまるで参照していません。下記のようにまったく適用した6828の値が反映されませんでした。
追記:network signal guruの仕様が変わった可能性もあります。

とりあえず今回はここまでで、次回(あるかどうかわかりませんが)旧FWに戻し再度検証できればと思います。以前のエントリにも書いていますがdiffの結果が示すように同じrfnvファイルでも中身が違うものがほとんどであることから、rfnvファイルの移植だけではどうにかなるものでは無いというのが現時点での当方の見解です。

なお同じ志がある方でSDM835のrfnvファイルリストをお持ちの方がいらっしゃればご一報いただければと思います。28000番以降のrfnvファイルが何者かまったくわからない状態です。

<
スポンサーリンク
We will be happy to hear your thoughts

Leave a reply