ドンキの2万PC?比較にならない高コスパ YEPO 737Aのレビュー

なぜかすごい数が出ているように思われたバリュー価格帯のノートパソコン、YEPO 737Aを発注したのでちょっと見ていきます。

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YEPO 737A Notebookについて

YEPOは深センに居を構える1998年に設立された若いメーカーのようですが、こちらの製品が注目されはじめたのはおそらくノートパソコン737シリーズからではないでしょうか。前モデルの737SはCherry Trail Z8300系のCPUを採用し、安価ながら高い評価を受けJumperのEZbook 2シリーズと昨年下期は人気を二分した製品だったと記憶しています。今回は737Sの後継モデル737Aがレビューの対象です。CPUはApollo LakeのCeleron N3450へ進化しメモリは標準構成で6GBにストレージはeMMCの64GBですが、追加でM2 SSDに拡張が可能です。

仕様

仕様は参考程度に最近話題のドンキのKNW14FHD-SLと比較すると優位点は赤字の部分で、パフォーマンスに直結する部分はすべて737Aが上回っています。Apollo Lake Celeron N3450、RAM6GB、M.2 SSDで拡張可能な点は比較にならないパフォーマンス差を生みます。

製品名 ドンキ KNW14FHD-SL YEPO 737A
CPU Cherry Trail Atom x5-Z8350 Quad Core Apollo Lake Celeron N3450 Quad Core
GPU Intel HD 400 Intel HD 500
メモリ LPDDR3 2GB LPDDR3 6GB
ストレージ 32GB eMMC 64GB eMMC  (M.2 SSD 22mm x 24mmで拡張格納)
ディスプレイ 14.1 IPS 13.3 IPS ノングレア
解像度 1920 x 1080 FHD 16:9 1920 x 1080 FHD 16:9
サイズ 329 × 219 × 20 mm 315 × 208 × 16 mm
バッテリー 10000mAh 8000mAh
重量 1.20kg 1.221kg
通信 802.11b/g/n Bluetooth 4.o  802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 4.0
インターフェイス mini HDMI、USB3.0×1、USB2.0×1、イヤホンジャック、MicroSDスロット mini HDMI、USB3.0×2、3.5mmイヤホンジャック、MicroSDスロット
カメラ 3MPフロントカメラ 2MPフロントカメラ
OS Windows 10 Home 64Bit Windows 10 Home 64Bit

付属品

  • 本体
  • 電源(EUプラグの為変換ソケットが必要)
  • ユーザーマニュアル

ハードウェア

外観

カラーはシルバーではなく、濃いめのグレーです。シェルはすべてメタル製かと思いきや天板とおよび底面の側だけがメタル製でミッドフレームおよび液晶面、キーボード側はプラ製とコストカットが見てとれる構成でした。天板にはブランドロゴとなるYEPOが印字されています。濃い目のグレーのボディは落ち着いた色合いでななかなか格好がいいカラーです。

天板もメタル製、ブランドロゴのみのシンプルなデザイン

ボディ部分のプラ製のミッドフレーム部分はメタル製の天板と底面と素材は違えど色味に差はなく一見、すべてがメタル製のように見える為、安っぽさはありません。厚みは最大16mmと最近の超薄型ノートと比較するとそれなりに厚みがありますが、最薄部分は6mmとかなりスリムな印象です。ノッチ部分のエリアはかなり広めに取られており開閉はし易いですが、ヒンジの稼働はちょっと固めです。

ノッチ部分は広めに取られていますが、ヒンジが固め

底面には通気口兼スピーカーがグリルが両側に位置し、大きめの丸いゴム足は安定感もよく打鍵していても不安定さはありません。また底面右上側にはM.2 SSDスロットへアクセスできるカバーがあり、ビス一本はずせば簡単にスロットへアクセスが可能です。

底面はメタル製

ビス一本で簡単にアクセス可能なM.2 SSDスロット部分

ディスプレイ

ノッチを開くとディスプレイ上部にキーボードと液晶面が設置しないように配慮されたゴムが両サイドに位置し、ディスプレイ中央上部には2Mpのカメラが配置されています。サイドベゼル幅は10.5mmと狭額仕様となっており、見た目もスッキリしたデザインとなっています。

液晶面はIPSのFHD解像度で視野角も広く、日本人好みな若干色温度が高めな液晶となっています。発色も問題なく安物ノートにありがちな白っぽいカラーではなく表示はシャープでなんら問題の無い表示です。価格からこの部分には全く期待していなかったわけですが、いい意味で期待を裏切られました。しかもノングレアなので光の反射により画面が見づらいといったことも発生しません。ヒンジはあまり開かず画像のように大体115°~120°くらいです。

IPSの為、視野角も問題なし

ヒンジはあまり開きません。ミッドフレームはおよび液晶側のベゼル部分はプラ製

キーボード

パンタグラフのキーボードは英語配列ですが、割りと素直な配置であるもののプリントスクリーンキーがありません。キータッチは若干硬めですが、嫌な感じはなく小気味よくタイプできます。キーは大体15mm幅でキーピッチは1.8mmくらいあるので使いやすいキーボードとなっています。キートップはプラスチック製でバックライトといった機能は提供されていません。一つ不満があるとすれば電源キーが一番右上BSキー下に配置されていることでしょうか。

キートップは15mm、ピッチは1.8mm

素直な配列の英語キーボード、電源が右上、BSキーの上なんのはちょっと不便

タッチパッド

タッチパッドミッドフレームから若干落ち込んだ位置には配置されており、サイズはは10mm × 66mmと割りと広めのエリアが取れられています。素材はプラ製ですがサラサラした表面処理がされており、こちらも期待はしていなかったのですが反応が素晴らしくよくかなり使いやすいタッチパッドになっています。

タッチパッドエリアは広め、サラサラとした素材で使い易く反応も良い

インターフェイス

入力インターフェイスについてはレフトサイドに左からイヤホンジャック、USB3.0、MicroSDスロットの並び。

ライトサイドは充電のLEDインジケータ、電源ポート、USB3.0、mini HDMIが並びます。

LANインターフェイスは搭載されていません。

サイズと重量

サイズは13.1インチ級のノートパソコンで最近では割りと標準的な大きさで315 × 208 × 16 mmとスリムなデザインとなっています。重量はおよそ1.2kgとモバイル用途にも許容できるサイズと重量です。

パフォーマンス

CPU

CPUはApollo LakeのCeleron N3450です。最近の安価なモバイルノートでは頻繁に採用されいるCPUでJumperのEZBook 3 proやChuwiのLapbook 12.3なども同じCPUを採用しています。Atomシリーズよりもパフォーマンスが上がっておりシングルコア、マルチコアのパフォーマンスが高く、コストが安く済みより安定したシステムが提供できるということでしょう。Core iシリーズのような印象的なパフォーマンスではありませんが、モバイル用途、オフィスワーク的な処理についてはストレスなくこなしてくれる良いCPUです。

737SのZ8350からは2倍近いパフォーマンスアップ

ディスク

ディスクは標準モデルでSAMSUNG製のeMMC 64GBが採用されており、シーケンシャルについては72kのHDDほど速度が出ませんが、ランダムリード・ライトが比べ物にならないくらい高速に動作してくれるため、安ノートにありがちなストレージが足を引っ張り全体的な動作が緩慢ということもなく、小気味よく動作してくれます。

ランダムが早い為、動作はキビキビと軽快

また、本端末はM.2 SSDを追加することでシステムをブートディスクを変更することが可能である為、eMMCのパフォーマンスに満足できない場合はアップグレードすることが可能です。当方はM.2 SSDを別途購入済なんで該当のプロセスも記事にする予定です。
22×42mmサイズのm.2 SSDはaliexpressでkingspec製がやすかったのでそちらを発注しました。

追記; kingspecの256GB、M.2 SSDは相性が悪いのか何故かwriteのパフォーマンスが著しく悪かったので結局トランセンドのを買いました…..。

グラフィック

グラッフィックパフォーマンスはCPU内臓のHD500である為、ゲーム等々には向きません。参考までにベンチの結果を掲載しておきます。

オンボードHD 500なのでGPUのパフォーマンスは4K動画の閲覧が可能という具合のレベル

サウンド

ステレオスピーカーから出力される音はノートパソコンながら悪くない音です。特に問題はありません。

OS

OSはWindows 10 Home 64Bitが出荷状態でプリインストールされているのでWindows updateで日本語環境を追加するだけで日本語環境が利用可能です。

接続性

Wifiについては802.11 a/b/g/n/acが利用可能と快適な無線LAN環境ではありますが、LANのポートはない為、利用環境にWifi APが必要となります。Bluetoothは4.0とこちらも特に問題なく利用が可能。

WIFIもファイル転送で30MB/s近く出ており快適に利用が可能

バッテリー

バッテリーの容量は4800mAhです。物書きやブラウジングで利用した感じでは5時間というところでしょうか。モバイルで利用するには十分な利用時間です。電源アダプタについてはソケットがEUソケットになっているので変換アダプタが必要です。そして電源アダプタのケーブルが短めなので取り回しはちょっと不便です。

評価

737Sは人気のモデルでしたが、737Aについてもコストパフォーマンスを考えると非常に良い出来です。シェルがメタル、ミッドフレームがプラ製となりますが、この価格から考えるとまあ仕方がないかなという感じです。ビルドクオリティ、デザインともに申し分なくCeleron N3450もモバイルで利用するには必要十分なパフォーマンスを有し、eMMC64GBもCPUの性能の足は引っ張りません。eMMCはシーケンシャルリード・ライト共に若干遅めではありますが、これらが不満な場合はM.2 SSDで解消できることもポイントです。また個人的には液晶が全く期待していなかったにもかかわらずとても品質がよかった点が印象的でした。全体的に見てこれがアンダー$200で良いの?というレベルでよくまとまった端末に仕上がっており快速に動いてくれます。$200の価格帯ではYEPO 737AかJumper EZBoook 3 Proかの2択ではないでしょうか。

+Pros

  • 申し分ないビルドクオリティと薄型デザイン
  • モバイル用途を考えると必要十分なCPUパフォーマンス
  • ランダムリードの速さで快適に利用ができるeMMCのパフォーマンス
  • 反応もよく使い心地の良いタッチパッド
  • 13.3 IPSディスプレイは発色もよく視野角も広い

-Cons

  • キーボードの右上に位置する電源キー

購入先

当方はGearbestで発注をしました。グレーは特別な価格で購入可能なリンクに差し替えました。

YEPO 737A 6GB/64GB Gray

現状最安$209.99で購入可能な秘密のリンクです。

$209.99


追記:ゴールドは$205.99のクーポンがありました。
YEPO 737A notebook 6GB/64GB Gold
$205.99 $263.95

代替の提案

ほぼ同一スペックのJumper EZBook 3 Proもあります。下記の情報はおそらく当サイト限定。


最新価格は下記からクーポンページから確認ください。
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11 Comments
  1. いつも有益な情報ありがとうございます。
    kingspec製M.2 SSDのwrite性能がどれくらいだったかも載せていただけるとありがたいです。

    • hogehogetri様
      以下のような感じです。シーケンシャルがありえないことになっています。

      • gadgetfan様

        kingspecのSSDをつなげてみたのですが、特に問題ないようでした。
        Readは似たようなものなので割愛しますが、Writeは上から順に

        222.2
        252.1
        88.19
        51.18

        でした。
        運もあるのでしょうか。
        以上、ご報告です。

  2. gadgetfanさん、レビューをありがとうございます。
    私もレビューを拝見して、YEPO 737A 6GB/64GB Gray とkingspecの256GB、M.2 SSDを購入しました。
    kingspecの方は完全に運試しだと思っています><
    256GBにしては安いので、外れたら仕方がなかったですまそうかと(^^;
    届いたらベンチマークを測ってみたいと思います。

    • YAMA様

      コメントありがとうございます。Kingspecの256GBはどうやら737Aと相性が悪いようです。試しに、Jumper EZbook 3 Plusに入れ替えてみたところフルスペックのパフォーマンスがでました….。

  3. gadgetfan様

    なんと、SSDが外れなのではなく、完全に相性の問題だったのですね。
    ちょっと期待していたのですが、駄目そうなので残念です。

  4. YEPO 737A 6GB/64GB Grayですが、GearBestで5日に注文して9日に届きました。
    GearBestなので1月待ちかと思ってたのでびっくりです。
    在庫が潤沢なのでしょうか。

    • YAMA様

      コメントありがとうございます。中国倉庫の在庫あり製品は出荷が早ければかなり早く到着します。にしても4日は早いですね!
      当方のはDHLで5日でした。

  5. gadgetfan様

    そういうものなのですね。
    初めてのことだったので、ビックリしてしまいました。
    私もDHLでした。
    私の場合は、早朝に注文したので、その分早く着いたのかもしれません。

  6. gadgetfan様

    GearBestだとバッテリーが 8000mAh と記載があるのですが、
    4800mAh が正しいのでしょうか。

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