Teclast Tbook 10Sをレビュー

Teclastが昨年中ごろに発売したTbook 10のCPUマイナーバージョンアップ版の2in1タブレットです。キーボード部分が別売りとなっている本製品ですが今回併せて入手しましたのでちょっと見ていきます。

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Teclast Tbook 10S

Teclast(台电科技)は多様な製品ラインの開発をしストレージデバイス、リムーバブルストレージデバイス、タブレットなどのさまざまな種類の製品を市場に導入してきました。日本でもX98 Airシリーズは人気の商品ですが最近ではマザーボードや一体型PCの開発にも積極的でCHUWIやONDAと同様にメジャーな中華メーカーになっています。Tbook 2 in 1シリーズはここ近年、Teclastが力を入れているシリーズで今回レビューをする本製品はTbook 10のCPUをバージョンアップ(X5-Z8300 → Z8350)させた製品となります。

仕様

仕様は最近はやりのタブレットのスペックといったところです。

基本情報 ブランド:Teclast
タイプ:タブレットPC
OS:アンドロイド5.1、Windows10 home
CPU:Intel Cherry Trail Z8350
GPU:インテルHDグラフィック(Gen8)
ストレージ RAM:4GB
ROM:64GB
外部メモリ:128ギガバイトまで
ネットワーク サポートネットワーク:無線LAN
WIFI:802.11b / g/ n
bluetooth
ディスプレイ スクリーンタイプ:Capacitive,IPS
画面サイズ:10.1インチ
画面解像度:1920 x 1200 (WUXGA)
カメラ シングルカメラ
フロントカメラ:2.0MP
接続性 TFカードスロット:yes
マイクロUSBスロット:yes
マイクロHDMI:yes
3.5ミリヘッドホンジャック:yes
DCジャック:yes
ドッキングインタフェース:サポート
備考 バッテリ容量(mAh):3.8V / 6000mAh
ACアダプター:100-240V 5V 2.5A
G-sensor: サポート
スピーカー: Built-in Dual Channel Speaker
MIC: サポート
Google Play Store: サポート
言語 言語プリインストール:Windows OSのはデフォルトで英語、他の言語はWiFiによってダウンロードする必要があります。AndroidのOSは日本語を含み多言語をサポートしています
サイズ 製品サイズ:24.65 x 16.59 x 0.80 cm
製品重量:574g
パッケージの内容 タブレットPC:1
OTGケーブル1
USBケーブル1
電源ケーブル:1
ユーザーマニュアルキーボードは別売り

外観

ハードウェアの作りとしては以前のteclastとは思えないほどクオリティが上がっていました。アルミユニボディで構成されたタブレット部は非常に美しい仕上がりになっています。

フロントはWindowsロゴ付きのパネルでこちらのロゴはandroidではホームキー、windowsではwindowsキーの役割を担います。

バックパネルはアルミのボディに薄くteclastの文字が印字されています。反射しているのは初期の保護フィルムです。

別売りキーボードは英語キーボードです。ピッチもそれなりに広く打ちずらいことはありませんがご覧の通りFnキーを多用する形になるのでいささかの使いずらさはあります。またタッチパッドはクリック感も固くあまり使いやすくはありません。電源はタブレット側から供給されるのでドッキングすればすぐ利用ができます。キーボードの外装はメタルではなくそれっぽく塗装されたプラスチック製で、本体側とのバランスをとるためか600gほど重量があります。

インターフェイスは本体右側に集まっています。TFスロット、ACジャック、microusb、イヤフォンジャック、HDMIポート、キーボード側にUSBポートです。キーボード側のUSBポートは給電が可能でした。

ドッキングはキーボードと本体を本体側のコネクタにキーボード側の突起を合わせる形で磁力でくっつける方式です。

ドッキングは絶妙な力でくっつくのですぐに外れるようなことはありません。全体的にみても割と作りはよく、正直なところteclastに質感まで求めていなかったのでいい意味で裏切られました。

パフォーマンス

Cherry Trail Z8350となるため、passmarkのスコアを見てもモバイルに求めるCPUパフォーマンスは有しておりオフィスワークやブラウジングにおいて特に不満を感じることはありませんでした。Windows10とAndroid5.1のデュアルブートになりますが、用途によって使い分けが可能なのでかなり便利です。ストレージは64GBのeMMCですがandroidに20GB、Windowsに残り全部といった割り当てになっています。writeスピードが心もとないですが、ランダムのreadがそれなりに早いので体感的にはHDDより快適です。

 

ディスプレイ

ディスプレイは1920×1200のWUXGA、IPS液晶となりますが明るさ発色ともに申し分ない美しさです。2万前後のタブレットと考えると特に不満があるスペックではありません。

OSの切り替え

Windows側からはタスクバーの切り替えアイコン、Android側からはクイックトグルにOSスイッチボタンがありますが、起動時のローダーによる選択画面でもOS変更が可能です。

まとめ

スペック的には最近出ているよくあるタブレットとなりますが、2万円の2in1と考えると質感・パフォーマンス共に申し分ない出来に仕上がっているなと感じました。キーボードについては若干一番上の段の反応がいまいちであったりと悪い意味でのTeclast感がある仕上がりですが、この辺は慣れでカバーが可能なので完ぺきではありませんが悪くない製品です。サブノートとして物書き、本読み等を行うには特に問題はないかと感じています。

購入先はTeclastと提携しているGearBestから購入可能です。

最新価格はブログのサイドバーにあるクーポン情報を確認ください。モバイルの場合は投稿下部です。

Teclast Tbook 10 S 2 in 1 Tablet PC・・・クーポンGBTPC $203.78(春節明けにおそらくもっと安くなると思われます。)

T10S Tbook 10S Keyboard ・・・クーポンGBTPC  $39.72

検討しておられる方の参考になれば幸いです。確認事項あればコメントいただけれと存じます。

 

 

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2 Comments
  1. はじめまして。注文しましたが、ディスプレイの保護フィルムははじめから付いていますか?
    付いていれば取り敢えずそのまま使ってみてあとから買おうと思っています。
    よろしくお願いします。

    • ちゃま様
      ご覧いただきありがとうございます。
      保護フィルムですが、製品にあらかじめ貼り付けられておりました。しかしながら保護フィルム自体の品質はあまりよろしくありません。

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