ZUK Z2のQPST/QFILによるスタック(文鎮化)からの復旧

※ZUK Z2のhow toについてZUK Z2のカテゴリで確認できるようにしました。

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ZUK Z2のQPST/QFILによるスタック(文鎮化)からの復旧

bootloaderすら立ち上がらない状態からの復旧について、ZUK Z2ではどのように対応すればよいか念の為確認したので備忘的にエントリを書いてみます。最近のQualcommSoCを採用した端末であれば、QPST/QFILを用いた復旧方法が用意されています。当方はOnePlus3で初めて知りました。この方法は端末を完全に初期化したい時にも利用できます。

必要な環境の準備

下記必要なソフトウェアを準備して復旧環境を整えます。まずは下記ソフトをダウンロードしてインストールをしておきましょう。

  • QPST・・・ファームウェアをフラッシュする為に利用します。QPSTのソフトに含まれるQFILを利用します。
  • USB driver・・・ZUK用のUSBドライバです。diagモード用のドライバが含まれます。
  • Qualcomm driver・・・EDLモードで使うドライバです。解凍して展開しておいてください。
  • adbとfastbootのバイナリ・・・端末が起動できる場合でファクトリイメージを焼きたい場合にadbを利用します。

QFIL用イメージの準備

QFILでは通常のカスタムromのzipファイルではなく、imgファイルを書き込むので以下からQFIL用のイメージをダウンロードし解凍します。

QFILでのイメージ焼き込み

このプロセスはzukfansからの画像転載です。以下の手順で進めてください。まずはQFILを起動します。

%ef%bc%91

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Select Build Typeをflat buildに選択します。Browseからファイルを選択します。

3

ファイルタイプをすべてのファイルタイプに変更します。

4

prog_emmc_firehose_8996.ddr.elfを選択します。

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Load XMLをクリックしrawprogram0.xmlを選択します。

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つづけてウィンドウが開くのでpatch0.xmlを選択します。

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このような状態になったと思うので、端末をEDLモードで起動します。

8

QFILでflashするにはEDLモードに入る必要があります。端末が起動しない場合は、電源ボタンを0.5秒間押しながらボリュームボタン両方を押し続け、同じ瞬間にUSBケーブルを差し込みます。端末が起動する状態で、ファクトリーイメージを焼きたい場合はコマンドプロンプトからadb reboot edlでedlモードにはいれます。

端末がEDLモードを認識すると下の画像のように”Qualcomm HS-USB ADLoader 9008“を認識するので、認識した直後”Download”をクリックします。認識した瞬間押してください。これが遅いと”Download Fail: Sahara Fail:QSaharaServer Fail: Process Fail“というメッセージでflashが失敗します。当方はこれでハマりました。comポートを使ったデバイスが下記のように認識しない場合はwindowsデバイスマネージャーから不明なデバイスになっているデバイスに該当のドライバを適用しましょう。その場合は一度長押しで電源を切ってEDLモードに入るプロセスを踏んだのち認識した瞬間Downloadをクリックしてください。

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“Download succeeded”, “Finish Download”のメッセージが出れば完了ですが、端末は起動していない状態です。電源ボタンを長押しして、端末の電源を切った後再度立ち上げてください。純正chinese romで起動が開始されるはずです。

注意点

とにかくEDLモードにはいってQualcomm HS-USB ADLoader 9008認識した瞬間にDownloadをクリックしてください。そうしないと必ずflashに失敗します。

それではよいZUKライフを。

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