Vivo NEX S グローバルROM版の実機レビューです。 ポップアップカメラにSDM845のパフォーマンス、全画面ディスプレイと Vivoの今年の顔とも言える端末です。
Vivo NEX S レビュー
概要
こちらの端末も今や飛ぶ鳥を落とす勢い、OPPOと同じくBBKグループVivoの製品です。革新的なポップアップカメラ設計の端末としては OPPO Find Xよりもリリースが早く、全画面ディスプレイ端末として今年6月に一番最初に衝撃を与えた端末です。 最初は中国版がリリースされましたが、2ヶ月遅れぐらいでリリースされたグローバル版が今回のレビュー対象です。またVivo NEXには2種類のリリースがあり、Vivo NEX AがSDM710の廉価盤、画面内指紋認証なし、Vivo NEX S がSDM845の画面内指紋認証あり版です。そしてグローバル版は中国版よりも諸外国むけに調整されており、 Google Play サービスがデフォルトでインストール、 ランチャーの変更が許可されているのなどより使いやすくなった仕様となっています。しかしながら日本キャリアにおいてVoLTEが利用できないため、残念な端末でしたが当方で強制有効化の手法を発見したのでそちらについてもちょっと触れてみたいと思います。
仕様
Vivo NEX S の仕様としては以下の通り、 Snapdragon 845(以降SDM845)の高いパフォーマンスに全画面ディスプレイ、必要な時にだけポップアップするフロントカメラ、ディスプレイ内の指紋認証など合理的かつ前衛的な仕様となっています。 LTEバンドはグローバルバンド対応でB19を含む日本のプラスエリアを含むLTEバンドをサポートしており、4G4G DSDVの動作がサポートされた端末ですが、デフォルトでは日本のキャリアにおいてVoLTEが利用できなくなっています。こちらについては接続性の項目で触れてみます。
製品名 | Vivo NEX S |
---|---|
ディスプレイ | 6.59″ 1080 x 2316 FHD+ Super AMOLED |
SoC | Qualcomm SDM845 Snapdragon 845, Adreno 630 |
RAM/ROM | 8GB/128GB |
カメラ | リア: 12 MP, f/1.8, 4-axis OIS 5 MP, f/2.4 フロント: popup 8MP |
対応バンド | 2G GSM 850 / 900 / 1800 / 1900 - SIM 1 & SIM 2 CDMA 800 / 1900 & TD-SCDMA 3G 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100 4G band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 17(700), 18(800), 19(800), 20(800), 25(1900), 26(850), 28(700), 34(2000), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500) Wifiはa/b/g/n/acデュアルバンド構成 |
bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 4000mAh |
サイズ | 162 x 77 x 7,98 mm / 199g |
os | Android 8.1 Funtouch OS 4.0 |
カラー | Red Black |
ちなみに重量は実測207gでした….
付属品
付属品は以下の通り。こちらの端末についても他のBBKグループの製品と同様にディスプレイには保護フィルムがデフォルトでインストールされています。またこちらの保護フィルムについては画面内指紋認証を阻害しないように非常に薄いものとなっています。 ケースも付属しているので、すぐ利用を開始できますがケースが厚く丈夫なものとなっており、美しいデザイン損ねるものとなっているので事前に薄い TPU ケースなど用意しておくと良いかもしれません。
Type-C to A USBケーブル
電源アダプタ(UKソケット)
simピン
ユーザーマニュアル
シリコンケース
イヤホン
ケースを装着した外観は以下の画像の通りですが、ご覧の通りかなり厚く重いケースになっているのでちょっと不恰好になってしまいますね。
ポップアップカメラ部分には大きな切り欠き
全体的に厚みがあるケースあまり好みではないです
デザイン
何と言ってもVivo NEX S はディスプレイにノッチを含まない全画面ディスプレイとノッチを排除するために実装された、当初のコンセプトデザインと変わらないポップアップカメラがデザインの肝となっています。コンセプトデザインは多くの人を驚かせましたが、 リリースされた端末はブラッシュアップされた物となっています。
印象的な全画面ディスプレイとビビットなAMOLED
大まかなデザイン構成としてはフロントバック共にガラスデザイン、フロント側は2.5Dのガラスでバック側は傾斜のあるガラスデザインとなっており、メタルフレームがそれらにサンドされる形で構成されています。ゴリラガラスのバージョンは不明。 端末重量は207グラムほどと重量がありますが、手にフィットするそのデザインで重さはある程度カバーされ私の印象としては非常に扱い易いものと感じています。
大きさはあれど扱いやすいデザイン
フロントサイドは19.3:9の全画面ディスプレイが小さめのベゼルで囲まれており、メーカー公称値では画面比率が91%を超え、ノッチを含む退屈なデザインではなく非常にインパクトのあるものとなっています。 ディスプレイユニットはSAMSUNGのSAMOLEDでありシャープでビビット、コントラストも高く6.59インチの鮮明なものとなっています。そして直射日光下における視認性も上々でコントラストも十分保たれます。しかしながらVivoが搭載するFuntouchOSは詳細な画面の細かな色味を変更するオプションをサポートされておらず、画面はどちらかといえばかなり色温度が高い青い画面となっています。
ベゼル幅は小さく没入感の高い仕上がり
また上部にはスピーカーがなく通話における音の出力はディスプレイを振動させ音を発するタイプとなっているので、3G通話における音声はこもったものとなってしまいますが、VoLTEを強制有効化することによってこちらについてはある程度カバーできました。
指紋認証はディスプレイ内に埋め込まれた画面内指紋認証となっています。Vivo X20シリーズから搭載が始まったこの技術はさらに改良が加えられているようで、物理的な指紋認証リーダーと比較すると速度的なアドバンテージはありませんが、 認識率も問題なく感覚的には0.5秒~1秒かからずアンロックが可能となっています。アンロック中の指紋認証読み取りを表すインジケーターのアクションも面白く、利用するにあたってそれほどストレスはありませんでした。
指紋読み取り中のインジケーターが美しくストレスを感じさせません
上部に配置されたポップアップカメラは OPPO Find X のスライドモジュールと比較しても合理的なものとなっており、該当のモジュールはカメラのみが存在する形となります。こちらのカメラは完全にセルフィーで利用する以外は端末に格納されている状態になります。ポップアップの動作はややゆったりとしたものとなっていますが利用にあたってストレスは感じません。
ポップアップカメラは何故か汚れがつき易い….
バックサイドはフロントサイドと同様にゴリラガラスで構成されたデザインとなっています。バックサイドにもデフォルトで薄い保護フィルムがインストールされているのは嬉しいところです。ガラスデザインは細い四角いドットが敷き詰められたパターンとなっており、そのパターンが見る方向によって七色に輝く美しい視覚効果をもたらすものとなっています。
ドットパターンで七色に輝く凝ったデザイン。美しいです
垂直に並んだデュアルカメラ部分はカメラのバンプも高くなくすっきりしたものになっているので、バックサイドのデザインはクリーンでソリッドな印象を受ける美しいデザインです。
カメラのバンプは低め。比較的すっきりしています
ボトムサイドには左から SIM スロット、マイク、 Type C ポート、スピーカーと言う並びになっています。
simスロットとマイク穴が違いのPINの挿入には注意が必要
SIMトレイは nano SIM 2枚のサポートでマイクロ SDをマウントするスペースはありませんが128GBの容量があれば取り立てて困ることもないでしょう。
SIMトレイは印字付きで視覚的に判断しやすく使い易い
スピーカーはシングルスピーカーとなります。残念ながらガラス面とボトム側スピーカーのハイブリッド仕様は実現できなかったようです。しかしこちらのスピーカーから出力される音声は非常に力強く、明瞭でしっかりした音声が出力されます。
トップサイドはイヤホンジャック、ノイズキャンセルマイク、ポップアップカメラモジュールという並びです。 イヤホンジャックがサポートされているのは嬉しい点です。
イヤフォンジャックがサポート、使い易いトップ側
レフトサイドには端末中央部分に AI と記載されたボタンが存在します。こちらのボタンはグローバル版においては Google Lens を起動するためのスマートボタンとなっていますが、残念ながら日本においてはまだ Google Lensがサポートされていないので、長押しして Google アシスタントを呼び出すためだけのものとなっています。
AIボタンはグローバル版においてはGoogle Lens向け。長押しでGoogle アシスタンスの呼び出しです
ライトサイドはボリュームキーと電源キーの配置です。ボタン類はメッキ処理されたミッドフレームと同一の素材となっているので見た目もスリークな仕上がりです。
全体的に見てデザインは非常にクリーンでソリッド、流行りの多層構造のガラスによるイルミネート効果などを交えたものとなっているので端末の美しさとしては OPPO Find Xに負けない作りだと感じています。サイズ感は大きめな印象を受けますが、ノッチ搭載6インチ級端末と比較しても差は縦幅が1cm ないくらいのサイズ感なのですぐに慣れてしまいました。
全画面ディスプレイの醍醐味、ノッチなんていりません
ハードとパフォーマンス
パフォーマンスについては他のフラグシップ端末と同様に SOC には SDM845が採用され、現状 Android においては最高のパフォーマンスを示してくれるものとなっています。Antutuベンチマークの結果としてはこちらも他のフラグシップと同様に28万点前後です。 RAM8GB、 ROMは128 GBとなっているのでパフォーマンスおよびストレージサイズに関する懸念点・不安は一切ありません。普段使いに3Dゲームにと全く問題のない利用体験を提供してくれる素晴らしいものとなっています。連続したゲーム利用においても適切な冷却機構があるのか、それほど端末が熱くなることもなく安定したパフォーマンスが供給されました。
SDM845のパフォーマンスは相変わらず高く、ミッドレンジを大きく引き離すスコア
ユーザーインターフェースと OS
Vivo NEX S のOS は Android 8.1ベースのFuntouchOS 4が搭載されています。こちらの OS は日本語を含む言語をサポートしており、日本語の利用において特に困ることはありません。そして中国版のROMにはデフォルトランチャーの変更を許可しない作りになっているなど、不便な点がいくつか見られましたがグローバル版のROMでは機能的な面で改善が図られており、快適に利用が可能となっています。どちらかといえばHuaweiのEMUIが近いイメージでしょうか。ユーザビリティは高く OPPOのColorOSと 比較しても便利に利用が可能です。
デフォルトランチャーは中華にありがちなドロワーなし、中華ROMにあったシェルは無し
日本語はほぼ完ぺきにサポート
通知アクションはColorOSより癖がなく使い易い
トグルはフルスクリーンジェスチャーの場合は画面右下からフリックで呼び出し
機能的には最近のトレンドのものがだいたいカバーされています。全画面ディスプレイを有効に利用できるフルスクリーンジェスチャー、 あらかじめ定義されたアプリのみが可能な画面分割表示、アプリのクローン化など必要なものは揃っているといった感じです。
ナビゲーションジェスチャーで全画面表示の操作が可能
デュアルアプリもサポートされているが、実行可能なアプリは少なめ
画面分割も特定のアプリのみサポート
AIボタンはGoogle Lensを無効にしておくと吉
注意点としては他の中華製ROMと同じようにタスクキルは強烈に働く仕様となっているのでアプリの履歴から、キルされては困るアプリをロックしておくという操作は通知が必要なアプリについて設定する必要があります。
アプリ履歴で対象のアプリを下にフリックするとロックステータスに
FuntouchOSはどちらかといえばEMUIに近い印象
接続性
SDM845 世代のSoCとなり、4G4G DSDVが本来サポートされているはずですが、Oneplus 6で見られたように、デフォルトでは販売対象国のサポートキャリア以外でVoLTEがサポートされていません。そのため見た目上4G4Gの待ち受けが可能になっているように見えますが残念ながらそうではありません。こちらについては本端末において一番残念な仕様でしたが、当方でVoLTEを強制的に有効化する手法を確立し日本のキャリアにおいてVoLTEを利用できるようにしました。 VoLTEを有効化するまでの経緯や手順は別エントリにまとめているので、興味がある方はご一読いただければ幸いです。
追記:OSのアップデートがあると、VoLTEの有効化作業を再度する必要があります。
VoLTE通話のエビデンス、発信中に3Gへシフトしていません
端末自体はグローバル LTE バンド対応となっているので、下記の通りドコモ系及びソフトバンク系の回線で何ら不都合なく利用可能なバンドがサポートされています。もちろんプラスエリアバンドもサポートされていますが、残念ながらWCDMA側のプラスエリアバンドB6についてはサポートがないため、VoLTEの強制有効化が大きなメリットとなります。プラスエリア化作業も不可能ではありませんが、rootが取得できず検証ができないため今回は B6の有効化については見送っています。
利用可能なLTEはDocomo系(赤字)やSoftbank系(青字)、紫は両キャリアで共通で以下の通りです。
対応バンド | 2G GSM 850 / 900 / 1800 / 1900 – SIM 1 & SIM 2 CDMA 800 / 1900 & TD-SCDMA 3G 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100 4G 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 17(700), 18(800), 19(800), 20(800), 25(1900), 26(850), 28(700), 34(2000), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500) |
カメラ
カメラはIMX363がメインシューターの12メガピクセル、深度調整用の5メガピクセルのサブカメラの構成となっています。メインシューターは4軸OISがサポートされており、非常に安定した写真撮影が可能となっています。 カメラアプリについてはプロフェッショナルモード、パノラマ、フェイスビューティ、オートモードの写真、ビデオ、 AR 自撮りのモードが存在し、Google Lens と連携するインターフェースはありますが、前述の通りこちらについては日本語環境では利用ができません。
デフォルトのオート撮影モードではオート HDR、 ポートレートモード、ライブフォトモードが機能としてサポートされています。
流行りの機能はカバーされたカメラアプリ
製品リリース直後の画質には多くの問題があったようですか、現在リリースされている最新の グローバル ROM においては非常に良いパフォーマンスを示してくれます。 昼光下はシャープで、コントラストも十分、ダイナミックレンジも至ってまともで詳細さを保った良好な画像がキャプチャできます。 屋内、暗所は OPPO Find X と比較してもかなり良い結果が得られます。特に光の条件が悪い場所でOPPO Find X よりもノイズが少ない点は意外でした。とくに屋内暗所においてはOPPO Find Xよりもノイズが少なくシャープで詳細さが保たれた画像が取得出来るイメージです。
下記の作例はすべてオート AI モードでキャプチャした画像となっていますが、他の中華端末にあるような過飽和な結果になることもなくいたって自然な味付けで 撮影が可能でした。あらゆるシチュエーションにおいて OPPO Find X よりも私はVivo NEX Sの方が良好な結果が得られていると感じています。
※下記リンク先はオリジナルファイルです。モバイルの方は開かないように注意ください。
しかしながらフロントセルフィーカメラについては8メガピクセルのポップアップカメラとして端末の顔となっている部分ですが、画質についてはそれほど良好なものではありません。特にダイナミックレンジがあまり良好ではなく、 白飛びした画像になりがちな点は残念なところでしょうか。
バッテリー
Vivo NEX S は4000mAhのバッテリーが内蔵されています。 PCMarkのバッテリーベンチが必ず途中でハングしてしまうため、ベンチの結果を取得できていませんがバッテリーの持ちは非常に良好です。私が使用した限りでは9時間以上の SoTは 確保できており、他のフラグシップ端末と比較しても問題のない長時間利用が可能となっています。急速充電はVivoの独自規格です。専用のチャージャーと3Aをカバーしたケーブルを利用すれば、22.5Wのデュアルエンジン高速充電が利用でき3A以上の強烈な充電が利用可能です。だいたい30分で50%くらいは充電が可能な速度で、満充電までは1時間に20分前後あればという感じです。
デュアルエンジン高速充電中はアイコンが専用のものに。視覚的に分かり易くなっています
しかしながら注意したいのが SoC的にSDM 845は本来 クイックチャージ 4.0+(QC)までがサポートされているはずですが、それらはカバーされておらずQCが一切利用できないので、急速充電には必ず専用チャージャーが必要という点でしょうか。なお QC がサポートされた充電器に接続した場合、給電は1.5Aとなります。
評価
VivoはOPPOに負けず精力的に端末をリリースし続けており、2018年10月現在ティアドロップ型ノッチディスプレイの端末なども出ていますが、Vivo NEX S が現状Vivoの最も素晴らしいフラグシップ端末であることは間違いありません。 コスト的なメリットを考えるとOneplus 6といった他のフラグシップ端末が候補になるとは思いますが、全画面ディスプレイ、革新的なポップアップカメラとインパクトのある設計はコスト差を覆すには十分な魅力的なものとなっていると思います。 そして全画面ディスプレイ端末の比較としては OPPO Find X が比較対象となります。それらと比較して日本での利用を考えた場合VoLTEが利用できないことが大きなネックとなっていましたが、VoLTEを強制的に利用可能にしたことでそちらの端末にも負けない端末となりました。個人的な感想を申し上げると OPPO Find X よりも故障ポイントが少なく、より合理的な端末であると感じており、非常に満足度の高い強くお勧めできる端末であると思います。今年上半期の端末としてはOneplus 6かVivo NEX Sかというレベルで私は気に入っています。
購入先
現在Gearbestがグローバル版のVivo NEX Sを最安価格で販売しています。クーポン価格で$619.99となっており、 OPPO Find X よりも安価に購入が可能という点も魅力的です。当サイト限定5台のクーポン特価なので興味がある方は以下より参照いただければ幸いです。
※上記は2018年10月現在の最安価格です。上記クーポンが使えない場合は下記より情報を追ってみてください。
開発者オプションから強制的にマルチウィンドウ対応にできませんか?
あと保護フィルムとかはやっぱりついてないんですかね…?
匿名様
マルチウィンドウは対応していますが、特定のアプリのみ限定です。開発オプションにそのようなオプションはございません。
そして本文記載の通り保護フィルムはデフォルトで表、裏に薄い保護フィルムが貼り付けてあるのですぐに使い始めることが可能です。
フィルムは付属品のとこに書いてましたね、すみません。
つまり開発者向けオプションの「アクティビティをサイズ変更可能にする」も無いんですね…やはりROMカスタマイズしすぎなせいなのか
匿名様
アクティビティをサイズ変更~はございますが、アプリ履歴から各アプリを分割するオプションがない、分割のきっかけが対応アプリから
3本指で下方向へのスワイプというきっかけかつ、特定のアプリ一覧から呼び出しとなっているため強制アプリ分割画面が実現できない感じです。