OPPO Find X レビュー これが全画面ディスプレイの最適解か

OPPO Find X の実機レビューです。 OPPOの Find シリーズとして長らく登場が待たれたモデルでしたが全面フルディスプレイと革新的なスライドポップアップカメラという印象的な機能で登場した Find 7以来のモデルとなりました。

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OPPO Find X のレビュー

概要

OPPO といえば Find シリーズが革新的なモデルとしてOPPOの顔とも言える代表的なシリーズでしたが、 長らく Find モデルのリリースはなくすっかり R シリーズがOPPOのフラグシップラインとしてリリースされてきました。そして2018年6月を満を持して発表された OPPO Find X は Find シリーズとして、全面フルディスプレイにスライドポップアップカメラのインパクトは非常に大きくOPPOファンの期待を超える革新的なモデルとなりました。そんなFind Xをレビューしていきます。

仕様

OPPO Find X は SOCにSnapdragon845(以降SDM845)が採用され、 RAM 8GB、ROMは128 GB から256 GB が用意されています。6.42 インチのディスプレイは amoled が採用され、非常に印象的な全面フルディスプレイとなっています。ポップアップカメラはフロントがシングル仕様の25メガピクセル、リアカメラが16メガピクセル+20メガピクセルのデュアルカメラ仕様の電動スライドモデルとなっています。 フロントポップアップカメラはフェイス ID の認証にも利用されています。 SDM 845採用ということで、もちろん dsdv にも対応そしてグローバル LTE バンドにも対応しており Wcdma band 19、 LTE band 19にも対応していることで、日本のキャリアでも非常に便利に使えるモデルとなっています。

製品名Oppo Find X
ディスプレイ6.42″ 1080 x 2340 FHD+ 19.5:9 AMOLED
SoCQualcomm SDM845 Snapdragon 845, Adreno 630
RAM/ROM8 GB / 128 or 256 GB
カメラリア: 16 MP, f/2.0 PDAF, OIS
  20 MP, f/2.0
フロント: 25 MP, f/2.0
対応バンド2G GSM: B2 / B3 / B5 / B8,
CDMA: BC0, CDMA2000: BC0
3G WCDMA: B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19,
  TD-SCDMA: 1900 / 2000MHz
4G FDD-LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 29 / 32 /
  TDD-LTE: B34 / 38 / 39 / 40 / 41

Wifiはa/b/g/n/acデュアルバンド構成
bluetooth5.0 LE
バッテリー3730mAh
サイズ156.7 x 74.2 x 9.4 mm / 186g
osColor OS 5.1 Android 8.1
カラーBordeaux Red, Glacier Blue

付属品

付属品は以下の通り。 bbk グループの最近リリースされているスマホには保護フィルムがデフォルトでインストールされており、本モデルもエッジディスプレイに綺麗に張り付くペットフィルムがデフォルトでインストールされています。また付属品に含まれているハードケースもあるのですぐに利用開始できるようになっています。

Type-C to A USBケーブル(VOOC)
Type-C to Earphonejack
電源アダプタ(USソケット VOOC)
simピン
ユーザーマニュアル
ハードケース
イヤホン
クリーナー

ケースと保護フィルムがあるので準備なしで使始められます

充実の付属品

デザイン

本機は2018年の端末として iPhone X により生まれたトレンドによる退屈なデザインではありません。ノッチが存在しない全画面ディスプレイ、 フロント及びリアは両サイドにエッジが効いたアークデザイン、特にフロント側は Galaxy S シリーズのような両サイドが緩やかなエッジとなっているディスプレイで、それらが非常に薄い金属のミッドフレームと融合しています。 またポップスライドモジュールが動作していない状態では、一切カメラが露出していないためその見た目は今までに無い非常にクリーンなデザインとなっています。

下部のベゼル部分はやや幅あり

カメラがないバックパネルは何か不思議な感じを覚えます

フロントサイドは非常に印象的な全画面ディスプレイとなっています。 全画面ディスプレイといえども下部にはややベゼル部分がありますが、没入感については他のスマートフォンとは比べ物にならないレベルです。 ガラスの強度はゴリラガラス5で全てがカバーされており、冒頭に述べた通り 歪曲したエッジを持つ6.42インチのAMOLEDは Full HD Plus の解像度です。画面の色味については私の端末はやや緑色の傾向が目立つAMOLEDでしたが、非常にビビットでシャープな画面はサムソン製らしい美しい LED ユニットです。しかし OPPO が採用しているColorOSでは画面の色味の個体差をカバーする詳細な調整機能もなく、太陽光下でのダイナミックなコントラスト調整無機能がないためその点はやや不満なところです。環境光センサーについてはディスプレイ右上に存在しているようですが非常に薄いエリアになっており目視でどこにあるかは確認できませんでした。またイヤーピースについてもディスプレイ上部の非常に狭いエリアに配置されておりデザインを邪魔していません。

ノッチが無いって素晴らしい

その他のセンサーについてはフロントカメラモジュールを含めスライドモジュール部分に収納されています。顔認証に使用されるミニ Kinect テクノロジーについてもスライドモジュールに存在しており三次元認識によるフェイスアンロックが可能となっています。

調光センサー以外はスライドモジュール内に配置

指紋認証エリアは存在していませんがそれらと比較しても誤認識については非常に低いものとなっていると OPPO は自負しているようです。 実際利用してみた感じこちらの画面認証についてはアンロックスワイプから認証まで非常に快適に利用できるのでストレスがありません。

バックサイドはフロントと比較してややエッジが緩やかなガラス製となっておりブランドロゴおよび製品名以外は存在しない、今までのスマートフォンでは考えられないカメラモジュールが存在しないものとなっています。デザインを邪魔するものは存在しません。

スライドモジュールにより上部がカバーできるケースは別途必要

カメラはフロント側と同様にスライドモジュール内に収められており、カメラを起動するとモジュール中央部にシングル LED フラッシュを挟む形で、左から16メガピクセル、20メガピクセルとその存在を確認することができます。

また背面のガラスについてもゴリラガラス5で構成されており、カラーデザインは歪曲するエッジ部分から中央部分に向かってグラデーションするイルミネートガラスとなっており非常に美しい様相です。レビュー端末はボルドーレッドですが、他のカラーオプションについてはグレイシアブルーが存在します。

ボトムサイドにはOPPOのデザインらしく両手で持った際に各インターフェースを手で塞がないよう、やや楕円にくぼんだエリアに左からスピーカー、マイク、 USB Type C ポート、 SIM スロットが配置されています。 SIM トレイは表と裏に nano simカードスナップする構成となっており、非常にコンパクトな SIM トレイとなっています。スピーカーから出力される音は低音が比較的強く出る力強いサウンドで音量も十分な質の高いものとなっています。

SIMトレイは表裏でnano simをスナップするタイプ

トップサイドはボトムサイドと同様に窪んだエリアにマイクと IR ポートが存在しています。

インターフェイスを手でふさがないくぼみのデザインはR11Sと同様

レフトサイドはボリュームキー、ライトサイドは電源キーが存在するのみです。

非常に薄いメタル製のミッドフレーム

全体的なデザインとして OPPO Find X はデュアルグラスデザインの端末の中で、最も美しいデザインと言っても過言ではない出来だと感じています。しかしながらスライドモジュールの仕組みにより端末の厚みは9.4 mm とやや厚くなっており、デュアルエッジデザインによりその弱みはカバーされているように見えますが、付属のハードケースをつけてしまうとさすがに最近の端末の中では持った感じでも厚みを感じるものとなってしまっています。端末の厚みに対して重さが186グラムと6.5インチ級の端末としては比較的軽くなっている点は救いでしょうか。そして残念ながらイヤホンジャックはサポートされていません。

本機とR11Sとのサイズ比較、縦幅がやや大き目

また頻繁に利用されるスライドモジュールについてハードウェア的な耐久力が気になる点です。 OPPO では30万回のスライドテストに耐えているようでハードとしては5年間の利用に耐えれる設計となっているとのことですが、構成上埃が内部に侵入しやすい点などは気になる点ではあります。

ハードとパフォーマンス

パフォーマンスは現状最新の SOC、 SDM845およびAdreno 630が搭載されているので最高のパフォーマンスが得られます。 Antutuのベンチマーク的には28万超えのスコア。全てのインターフェースはスムースに動作しコンテンツの消費やパフォーマンスを要求するゲームにも難なく答えてくれます。 搭載されている RAM 容量も8 GB と現場 Android 端末においては最高の容量を提供してくれるので、複数アプリの立ち上げや切り替えも非常にスムーズに動作してくれます。

ユーザーインターフェースと OS

OS は Android OS 8.1ベースの ColorOS 5.1が動作しており、2017年の第3クォーターあたりで取り込まれたアップデートにより、ColorOSでは日本語を含む多言語のインターフェイスがサポートされています。Find Xでも同様に日本語環境が利用できます。私が発注した端末は中国版であるためデフォルトで Google Play はサポートされていませんでしたが、OPPOの専用アプリストアで何かしらの Google アプリをインストールすることにより併せて Google Play ストアがインストールされます。

デフォルトランチャーはドロワーを持たないタイプ

日本語が標準でサポート

Androidは新しめの8.1

ColorOS はGoogle が提唱する Android デザインの原則からかけ離れており、そのユーザーエクスペリエンスは通常の Android とは異なったものになっています。この点については賛否両論あるとは思いますが、私が感じる限りより良いものではなく iOS と Android の操作体系を掛け合わせたことによりAndroid が持っているユーザーインターフェースのアドバンテージをなくしてしまっており利便性が低くなっていると感じます。

例を挙げると通知エリアの通知について通常 Android であれば一度フリックすれば該当の通知を消すことができますが、こちらの操作についても iOS ライクとなっておりフリックをすると該当の通知を消すオプションが現れそちらをタップする必要があるなど不便な作りです。またシステムアプリについては該当のアプリから直接オプションが開けない作りです。カメラアプリのオプションを変更するために設定からシステムアプリを選択しカメラを選択しないといけないなど 余計な操作を要求されるストレスが目立ちます。

通知処理に2ステップ必要なシェード

システムアプリの設定変更は”設定”から3タップ必要

また ColorOS は非常にセキュリティを意識した作りになっています。しかしながらセキュリティと利便性のバランスが取れているとは思えないくらい、通信の許可や各デバイスへのアクセスへの選択が多々要求されるなど、あまり理解がないライトなユーザーには難解な作りとなっている印象です。

そしてR11Sのレビューでも書きましたが、デフォルトのランチャーを一切変更させてくれない点、タスクキルが強烈で設定からの電池メニューでアプリフリージングをオフにすることやタスク一覧からキルされては困るアプリを明示的にロックすることを忘れると意図しないアプリのスリープにより通知が取得できないなど、こちらについても利便性が低く、慣れていないユーザーにとっては難解な作りとなっています。

フリージングをオフにし、通知が必要なアプリを保護

アプリ履歴から通知が必要なアプリをロックし保護

フルスクリーンジェスチャー、アプリのクローン化、アプリの画面分割モード、 グラフィックスのパフォーマンスを上げるゲームスペースなどもちろん便利な機能は一通り有しているので慣れてしまえばどうということはありませんが…。

そして余談ですが、Oneplusと全く同じテストモードが*#808# から呼び出せるので 各種ハードウェアのテストやVOOCファストチャージが機能しているかどうかなどの確認が出来たりします。OPPOとOneplus間で技術の共用はないとOneplusは言っていましたが、全然共用されていますね…。

Oneplusと全く同じテストモード

接続性

SDM 845世代の SOC が採用されているので4G4G DSDV 4G3G DSDSでの利用が問題なく可能です。なんのひねりもなくVoLTEが各キャリアで利用可能なので通話回線、データ回線が4Gで使い分けることができます。 またグローバル LTE バンド対応なので、ドコモ及びソフトバンクの回線で wcdma、LTEのプラスエリアの周波数帯が使えます。

※なんの端末と勘違いしていたのかVoLTEはデフォルトで利用できませんでした….。誤った情報を記載しており申し訳ございませんでした。

利用可能なLTEはDocomo系(赤字)やSoftbank系(青字)は両キャリアで共通で以下の通りです。

カメラ

カメラについては16メガピクセルのメインシューターと20メガピクセルのサブシューターがリアカメラとして搭載されていますが、Oneplus 6と同様にサブシューターの利用用途が深度調整以外に何に使われているかがよく分かりません。実際それぞれはRGBのセンサーで片側ワイドというわけではないのでセンサーに使い分けがあるとは思えない構成です。しかしながらメインシューターの16メガピクセルのセンサーは imx 519が搭載されており非常にシャープで詳細さを保った画像を取得することが可能です。 20メガピクセルのサブシューターは暗所での合成に役立っていると OPPO は公言しているようですが、OP5Tでもそうであったようにその効果はいまいち見て取れませんでした。

カメラアプリはデフォルトで AI シーン判別が有効になっており、 比較的優秀に様々なシーンを判別してくれます。 昼光下の画質は詳細さコントラスト、インパクトのある色味、優れたダイナミックレンジで実に綺麗な写真撮影が可能です。

下記リンク先はオリジナルファイルです。モバイルの方は開かないように注意ください。

暗所においては20メガピクセル側の恩赦はイマイチ見て取れませんが低ノイズで詳細さを保ったコントラストも十分な写真が撮れます。ただ一点気になったのは屋内で人を対象にした写真を撮ると人肌の階調が崩れ、ノイズが目立つ写真が撮れることがあったことでしょうか。 そういったシーンではマニュアルモードで ISO のレベルを調整するなど別途対応が可能です。

下記リンク先はオリジナルファイルです。モバイルの方は開かないように注意ください。

またOPPOはセルフィーカメラに力を入れているだけあって、フロントカメラもHDRが優れた画質を提供してくれました。カメラについては全体的に見ても高いレベルでまとまってると感じています。

バッテリー

容量は3730mAhの交換不可なバッテリーを有しています。 高速充電技術はOPPOの20W VOOC急速充電が採用されています。これはOneplusで採用されているDASH Chargeと同様の技術であり、DASHチャージャー、DASHケーブルでVOOC急速充電が利用可能だったりします。

DASHチャージャーでVOOCが動作

ユーザーインターフェースと OSで 述べた通り、Oneplusと同じテストモードからその動作が確認できます。

VOOC動作をPASSしている状態

充電速度についてはOneplus 6と同様に30分の充電で50パーセント以上の給電が可能なので、非常に便利な高速充電ではありますが、該当の技術を利用するには専用チャージャー及び専用ケーブルが必要になるため必要に応じて予備を購入する必要があります。 また本製品は対象ではありませんが特別版になるランボルギーニエディションについてはさらに高速な50 W の SuperVOOCが採用されており、35分で完全な充電を実現できるようになっているようです。こちらについては今後の R シリーズなどにも採用が進むと良いですね。 PC Markのバッテリーベンチでは9時間以上のスコアを出しており優秀な結果をマークしています。

こちらは蛍光灯下に放置した状態の計測結果です

評価

OPPO Find X は iPhone X が作り出した退屈なノッチデザインから脱却しスマートフォンデザインを別次元へと導いた素晴らしいスマートフォンです。VIVOとは異なったアプローチでポップアップカメラではなくスライドモジュールとしたことにより、さらにシームレスで美しいデザインとなっています。ColorOS のユーザーエクスペリエンスは好みが出るところではありますが慣れてしまえば問題はありません。2018年度上半期最もユニークでインパクトのあるフラッグシップ端末は間違いなく本機でしょう。あなたがもし退屈なデザインの端末を求めないのであればこちらの端末はあなたにとって最高の1台になると思います。ただ決して完璧な1台というわけではなく、端末の構成上スライドモジュールと言う駆動部分があるということは端末の耐久性や機密性といった点でウィークポイントがあることも考慮する必要があると思います。

購入先

私はGearbestから購入いたしましたが現在製品ページが消えています。時折在庫が復活したりしているので興味がある方は下記よりチェックいただければ幸いです。つい先日まではjoybuyが最安でしたが残念ながら現在は欠品です。

OPPO Find X 8GB/128GB

$849

現在在庫ありのリセラーはこちら

代替の提案

同じ bbk グループの端末ですが、ポップアップカメラとディスプレイないの指紋認証を搭載したVivo NEXが現在全画面ディスプレイ端末として双璧をなす存在となっています。こちらは現在600ドル前半で購入が可能となっているので、気になる方は下記よりチェックください。

Vivo NEX S 8GB/128GB Global
$619.99 $639.99
9 Total Score
Excellent!!

OPPOが世に送り出したイノベーション端末。フラグシップパフォーマンスはもちろんのことだが、端末設計レベルを一段引き上げた非常に意味のあるスマホ。美しいデザインにインパクトのある全画面ディスプレイとポップアップカメラで退屈なデザインが嫌いな人には文句なしのおすすめ端末

ハードウェア
9.5
デザイン
9.5
ディスプレイ
9.8
ソフトウェア
7
カメラ
9
PROS
  • 美しいデザイン
  • 全画面ディスプレイ
  • SDM845の最高パフォーマンス
  • 大容量RAM
  • 革新的なスライドカメラ
  • 優れたカメラ品質
CONS
  • 耐久性
  • 機密性
  • 日本キャリアでのVoLTEサポートなし
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