Xiaomi Redmi 4Xのカスタムリカバリ(twrp)導入とカスタムrom導入

当方ブートローダーアンロック申請は以前のエントリに記載したとおり完了している為、アンロックを実施しROMの入れ替えを実施しました。

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なお、これらのシステム改変についてはリセラーの保証を放棄する行為になるのでご注意ください。転んでも泣かない人向けです。

Bootloaderのアンロック申請とアンロック

bootloaderのアンロックについて手順を確認したい方は以前のエントリの通りをご確認ください。なお、unlockには開発オプションからOEMアンロックをオン、unlockステータスからmiアカウントに機器をバインドする必要があります。そしてバインドしてから72h待ってからでないとアンロックが実施できませんでした。またアンロックには最新のmi unlock toolが必要です。

mi unlock toolは下記からダウンロードできます。

カスタムリカバリTWRPの導入

カスタムリカバリはXDAにて有志が作成してくださった3.0.3-0を利用させていただきました。


TWRPの導入はfastbootモードから実施します。要領や前提条件はmi5と同様です。adbとfastbootのバイナリをインストールするこちらの様なソフトをインストールしコマンドプロンプトから解凍したディレクトリへ移動しfastbootコマンドを実行します。fastbootの起動はボリューム下キーと電源ボタンの同時押しです。

fastboot flash recovery  recovery.img(ダウンロードしたTWRPのイメージ)

ボリュームボタンの上を押しながらスタンバイしfastboot rebootでリカバリを起動しましょう。

ちなみにRedmi 4シリーズはリカバリへの入り方がちょっと特殊です。ボリュームキーの上と電源ボタンの起動で下記画面に遷移するので赤枠の部分をタップします。

そして下記確認画面になるのでさらに赤枠部位をタップしリカバリを起動してください。

TWRPが起動したら最初に必ずEFSを含めたバックアップを取ってください。XDAであげられていたTWRPにはEFSをバックアップする機能がなかったので、当方はTWRPを起動した状態でandmem様の素晴らしいパーティションバックアップのバッチを利用させていただきました。

カスタムromの導入

今回はありがたくXiaomi.euのWeeklyを使わせていただきます。デバイス名はHM4Xとなるので最新ビルドにない場合は一つ前のバージョンを参照してみてください。

・Xiaomi.eu

・現時点(2017/6/4)でのRedmi 4Xが存在するビルドは7.5.18でした。

root化を実施する場合は事前にflashable zipを用意しておきます。


TWRPの操作は下記手順で実施しました。

  1. TWRPを起動し、取り急ぎフルバックアップ
  2. MTPで母艦へTWRPディレクトリごと転送
  3. andmem様のパーティションフルバックアップを実行
  4. wipeからinternalを除いてwipe、formatdataでdataパーティションを初期化
  5. MTPでeu romを転送しflash、再起動
  6. (オプション)こちらはプラスエリア化後に作業をしたほうが良いです。supersuを入れるとdiagポートがオープンできなくなります。miui起動後、再起動しtwrpからsupersuをフラッシュ。

 まとめ

取り急ぎ、root化を実施して後のプラスエリア化の検証に備えています。全体を通して作業はいつも通りで特に問題はなしといった感じですがxdaのtwrpからはefsのバックアップが取れていなかったので、andmem様のパーティションバックアップバッチを利用させていただくか、適宜DDでmodem_stのバックアップを取得してください。次回はプラスエリア化を実施しますが、結果から先に申し上げておくとレビューにも書いた通りsim1/sim2でwcdma band6が利用可能です。band pref、rf bc configともにそれぞれのsim向けに値があるのでDFS toolの今までの手法ではプラスエリア化が実施できない端末です。

レビューも実施しています。良ければ参照ください。

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