Mi Pad 2の後継、Mi Pad 3が発売されました。SoCが変更になりパフォーマンスの部分で改善を見せたMi Pad3、巷では買うべきでないやらデグレードしてるなどと言われていますがその他仕様も含め見ていきます。
Xiaomi Mi Pad 3について
7.9インチのディスプレイに6.95mmの薄型アルミユニボディ、サイズ感はMi Pad2から大きく変更はありませんが、バッテリーが若干大きくなりSoCがIntelからMediatekへRAMが2GBから4GB、ROMが16GBから64GBとサイズアップしました。2048×1536の7.9インチは読書、動画鑑賞に最適なサイズ感です。
仕様
ディスプレイ | 7.9″ 2048×1536 ピクセル(パネル不明、2種類のサプライヤーがあるようす) |
SoC | MediaTek MT8176 ,PowerVR GX6250 |
RAM&ROM | 4GB/64GB(ストレージはeMMCでした…。) |
カメラ | 5MP(f/2.0) フロント/13MP(f/2.2) バック |
接続性 | 802.11 a/b/g/n/ac 2.4 GHz + 5 GHz |
バッテリー | 6600 mAh |
サイズ | 200.4 x 132.6 x 6.95 mm / 328g |
OS | Android OS, v7.0 MIUI8 |
付属品
ケーブル
電源アダプタ
ユーザーマニュアル
デザイン
デザインはMi pad 2のものが踏襲されています、そのおかげでMi pad2向けのケースやフィルムが流用可能。当方は取り急ぎMi pad2の保護フィルムをアマゾンで購入しました。7.9インチの2048×1536 IPSディスプレイは高細密で4:3のアスペクト比は非常に扱いやすく一画面に有用な情報を表示してくれます。(スペック的にはipad miniと同じ)オンセルディスプレイは液晶面とガラス面の間に空気層が存在せず、美しく透明感がある画面を提供してくれます。仕様としてはMi pad2と同様ですが、こちらは変わらず素晴らしいものなので変更は必要ないという判断でしょう。
4:3は横向きでも本が読みやすい
フロントパネルの上には通知LEDとフロントカメラが配置されています。ガラスは2.5Dではなくフラットなガラスです。通知LEDは画面右上に配置されており、視認性も上々。
フロントパネルの下部にはタッチ形式の操作パネルが配置されており、左から履歴、ホーム、バックの配置でバックライトにより暗所でも認識しやすくなっています。これらの配置はもちろんMIUIの機能で変更が可能。
バックパネルはアルミユニボディのサテン仕上げとなっており、下部にスピーカー、上部にカメラというすっきりとした配置です。しかもこのスピーカーがなかなか良い音を出してくれる。サテン仕上げは滑りやすいので注意が必要です。
トップサイドにはイヤフォンジャックのみです。
ボトムサイドにUSBタイプ-Cが配置されています。
ライトサイドにはボリュームキーと電源ボタンが配置されています。
レフトサイド何もありません。
ユーザーインターフェイス
調達元はGearbestですがいつも通りグローバルバージョンがインストールされていました。不完全な日本語のリソースが入っているのでショップROMでしたが、そうそうにXiaomi.euへ入れ替えてしまったのでSSはそちらのものです。これらの手順は別途まとめます。Xiaomi.euは現在のWeeklyがなぜかめちゃくちゃパフォーマンスがよくなったので、Mi pad3でもその恩赦を受けることができます。
パフォーマンス
Xiaomi Mi pad3にはMediaTek MT8176が搭載され、ヘキサコアの2.1Ghzモデル内蔵GPUはPowerVR GX6250です。intel系のSoCを採用しているタブレットを使ったことがある方はそのもっさり感を体験していると思いますが、Mi Pad2から比較するとこちらMediatekに変わったことによりAndroidの動作が非常に快適になりました。Mi pad2のAndroidはひどかったですがMi pad3におけるMIUIは快速という言葉がぴったりな動作を見せてくれます。Antutuのスコアは8万をちょっと超えるくらいです。本当快適でMi pad2は窓から投げ捨ててもよいくらい。
バッテリー
Xiaomi Mi pad 3には6600mAhのバッテリーが搭載されており5V/2Aの充電がサポートされています。最大がこの仕様になるため充電時間はかなり長めです。
接続性
Wifiについてはac対応で快適に利用が可能でした。デュアルバンドWi-Fiは掴みもよく特段不満はありません。
カメラ
カメラセンサーはなんとなくsamsungのISOCELLと思われる画質、挙動ですが、PDAFなどはサポートされずタブレットにしてはちょっと画質のいいカメラ程度に思っておくとよいかと思います。タブレットにカメラ画質を求める人はいないでしょうし。
まとめ
Mi pad2からデザインは変わりませんが、大きく仕様を変更したMi pad3、Xiaomiの新しいタブレットは変更したSoCのおかげでMi pad2から大きくパフォーマンスが改善されました。Windowsが利用できなくなった、MicroSDに非対応などもありますが、意外と存在しない”快適に動作するAndroidタブレット”が欲しいという要件にはビタハマりな一品です。(しかしタブレットはあまり書くことが無いですね….。)スペックだけ見てMi pad3ダメじゃんと思っている方には是非一度使っていただきたい。
次回のエントリではTWRPの導入からXiaomi.euのインストールおよびRoot化について触れたいと思います。
購入先
興味がある方は以下よりどうぞ
いつも拝見させていただいております。次回のXiaomi.euのインストール記事もお待ちしております。
さくちん様
いつもご覧いただきありがとうございます。早速記事にさせていただきました。時間があればご覧ください。
気になる症状があり、お聞きしたいのですが
この機種で充電しながら操作を一定時間(決まってはいないようですが、
5分10分など)していると、突然タッチレスポンスが低下します。
たとえば上の通知領域をスワイプするのが素早くやるとだめで、ゆっくりでしか
反応しなくなります。
(割りと操作が悪いのかな?と勘違いするかもしれませんが、文字入力など
ミスタッチが頻発します)
タッチテストツールでテストしても素早いスワイプが「タッチ」として認識されて
いるのがわかります。
その場合、画面ロックをして、再度解除するか、電源コードを抜き差しするとなおります。
ハードの不具合なのか・・・ROMのほうなのか、釈然としません。
中華公式stableやディベロップ、xiaomi.eu全部だめです。
ハードウェアならロック解除程度でなおるとおもえないので、ファームかなあと。
もしお暇な時あれば・・状況知りたいとおもいまして書き込みいたしました。
何箇所か、おもちのブログ管理者の方へ同文書いています。お許しください。
なかなかスレッド等でもお持ちの方がすくないもので・・
失礼いたします。
hiro様
お示しいただいた内容で確認してみましたが、再現はしませんでした。
パネルの供給元が2社あるようで、若干の仕様上の違い、問題があるのかもしれませんね…。
なるほど、早速ありがとうございました。他ブログの方も試していただいたようで、再現しませんでしたということでした。貴重な情報ありがとうございます。
バッテリーをゼロまで消費してみて、ということも試しています。
なるほど、パネルの差異もありえますね。ハード不良とも考えにくく。。