※こちらの記事のコメント欄でleecoファン様にやり方をご教示いただきました!折を見てエントリにまとめたいと思います。
Leeco le max 2のプラスエリア化(検証中)
プラスエリア化とは
ご存知の通り、海外端末は大抵Docomoが利用するWCDMAのBand6(800Mhz)に対応していません。こちらをほげほげしてプラスエリアを追加する手法が一般的にプラスエリア化という行為になります。しかしながら中華端末の多くが利用するSoCであるmediatekの場合、プラスエリア化は現状できません。対象となるSoCはここではQualcommのSnapDragon系です
前提条件として、端末のroot化(カスタムromが導入されていればrootのバイナリが入っていると思われます。)、adbドライバがインストールされていること、開発向けオプションが有効になっており、USBデバッグが有効になっていることです。
また下記エントリのDFS toolをインストールしておいてください。
Leeco Le max 2のカスタムリカバリの導入からカスタムROMの導入まで
Diagmodeで端末を接続
端末を作業端末へ接続しMTPモードで接続します。デフォルトでは充電モードになっている場合はステータスバーをスワイプダウンして、MTPモードへ変更します。
コマンドプロンプトを起動し、adb shellを実行後、suを実行し、diagモードに移行します。
コマンドは”setprop sys.usb.config diag,adb”です。
DFS toolでバンドの書き換え
前提条件をクリアしていれば正常にDiagモードで接続ができており、デバイスマネージャーからHS-USB Diagnostics 901DでCOMポートがオープンしていることが確認できるはずです。
DFS toolを起動しログイン画面をキャンセルします。バツボタンで閉じてOKです。
”Main”タブから901DでオープンしているCOMポートをダブルクリックし接続します。
SPCのチェックマークをクリック、”Band”タブを選択しBand preferredを選択した状態で”Read”ボタン、”RF BC Config”を選択し”Read”ボタンをクリックします。
”RF BC Config”を選択し、端末の既存バンドが読み込まれていることを確認します。
band pref、rf bc configのWCDMA ⅴⅰ(800Mhz)JPNにチェックを入れ、”Write”をクリックします。
フリーでDFS toolを使う場合、カウントダウン後書き込まれるのでしばらく待ちます。
注意を促すアラートが出ますが、”はい”をクリックします。
以上で作業は完了です。
通信の確認
変更後の通信を確認するためには以下のツールが便利です。
Network Signal Guru・・・Googleplayストアから入手
追記:21Sベースのカスタムは中国版のcookedなはずなのに、B6を掴まない・・・・。調査中です。
追記:Network Signal Guruの使いかたについて別エントリを書いてみました。興味がある方はごらんください。
追記:本作業には一部誤りがあります。下記エントリをあわせて確認ください。
端末の購入先
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はじめまして。
突然で申し訳ないのですが、Band preferredの初期チェック状態を教えていただけないでしょうか。
いじっていたらおかしくしてしまいました。お恥ずかしい話です。
お忙しいところですが、教えていただけますと幸いです。
当方le Max2 X829 4GB/64GBです。
efsのバックアップはおありでしょうか。あればそちらをtwrpからリストアすれば元にもどります。
ありがとうございます。最初に全パーティションをバックアップしておいたのを思い出して、ddで書き戻せました。お騒がせしました。efsのバックアップも取っておくことにします。