androidを利用していてバッテリーの持ちが悪いなぁと感じた際に確認したい項目を列挙して行きたいと思います。MIUIであれEUIであれAOSPであれ確認することは同じです。Xposedモジュールなどは扱わず、最低限まずは確認しておきたい項目です。
androidのバッテリーの持ちを改善・節約する
意外と基本的な設定を見直すことで改善できたりします。長くandroidを使っていても自分の周りでは知らない方がいたので記事にしてみることにしました。ちなみにandroid6.0(marshmallow)以降対応の手法です。androidの設定アプリの上の項目から確認していきます。特に重要な点は赤字で記載していきます。
WIFIの設定
Wifiがオンになっている場合の設定です。使ってない場合はオフにします。
こちらについてはウェイク時以外使用しないという設定をして於けば問題ありませんが、設定項目が深いところにあるので割と気付かないかもしれません。また以下の設定をするとスリープ時にモバイル回線が利用されることになりますが、そもそもスリープ時のモバイル回線利用量が大したことないのであまり気にしなくてよいと思います。
設定アプリ→WIFIを開きます。以下はAOSPベースの例です。歯車アイコン(7系)あるいはスリードット(6系)をタップして以下の項目を変更します。
- ネットワークの通知をオフ
- スリープ時にWi-Fi接続を維持→電源接続時にのみ接続
Bluetoothの設定
いわずもがなですがBluetoothを利用しないのであればオンにしておく必要はありません。利用時にのみオンにしましょう。
- Bluetoothをオフ
ネットワーク周りのその他
スリードットの”もっと見る”をタップしてNFCをオフにします。日本だとNFCを使う機会はあまりないですよね。これについては微々たる電力ですが使わないものをオンにしておく理由はありません。
- NFCをオフ
ディスプレイ
ディスプレイの設定については下記項目をチェックです。この辺は好みで。
- 明るさの自動調整をオン
- スリープを”1分”程度に設定
電池
android6.0から追加されたdozeによる省電力化はデフォルトでdozeが働いてはいけないものについて”電池の最適化”に最適化していないアプリとして追加されていると思います。電池→スリードットから電池の最適化を選択し念の為みておきます。よくわからない場合はここは触らなくてOKです。
- 電池→スリードット→電池の最適化でdozeの対象をチェック
位置情報
ここの設定はかなり大きくきいてきます。位置情報が必要な場合はその際に適宜オンにすれば一番バッテリーの持ちにはよいですが、天気アプリなど自動で更新したいものがある場合は下記設定を実施します。特に2番めと3番目の設定は移動するだけで電池が消費されていく問題を改善できます。
- モードを電池節約に設定
- Googleロケーション履歴をオフ
- スリードットからスキャンを選択しWifiおよびBluetoothスキャンをオフ
なぜかwifiを利用していないのに電池の利用履歴をみるとwifiがオンになったままである場合は3番目の項目が原因である場合がほとんどです。
アカウント
こちらは各種SNSやGoogleアカウントの同期についてですが取りあえずGoogleをタップして必要のないもの片っ端からオフにすればよいです。
ちなみにアカウントの設定には他のSNSアカウントも表示されると思うので問題の切り分けが必要な場合は、適宜同期をオフにするとよいかと。
Googleにおける設定は位置情報とセキュリティですが、位置情報は前述の通り設定済なのでセキュリティのみ見ます。また切り分けのための確認事項でもありますのでバッテリーの減りにさほど影響がなければ戻すことを推奨します。
- Google→セキュリティからリモートでこの端末を探すをオフ
まとめ
設定自体はとてもシンプルで難しいことはありません。特に位置情報周りでwifiが常にスキャン状態にあると、移動するだけでバッテリーがみるみる減っていくという事態に遭遇するのでそれらが改善するだけでかなりバッテリーの持ちは改善されると思います。よければ一度設定の上、確認いただければと思います。