プラスエリア化を実施する前にroot化が必要になる為、oneplus5Tへカスタムリカバリの導入を実施します。
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Oneplus 5TへのTWRP導入とroot化
adb実行環境とfastboot実行環境が必要です。それらを準備した上で作業を進めましょう。
事前準備
作業にあたって必要な環境はADBとFASTBOOTの実行環境および公式twrp、supersuのダウンロードです。
- adbおよびfastboot実行環境はadb-setupが便利です。こちらを参照の上、ダウンロードしインストールします。
- TWRPはすでにOneplus 5T向けのTWRPオフィシャルが存在します。こちらからダウンロードしてください。
- プラスエリア化のためにsupersuが必要になります。こちらからrecovery flash用のzipファイルをダウンロードしてください。
Bootloaderのunlock
TWRPの導入にはbootloaderのアンロックが必要です。設定→端末情報からビルド番号を連打して”開発オプション”を有効にします。
続いて設定→開発向けオプションからOEMロック解除を有効にします。
ここまで出来たら、端末の電源を切りボリュームキーの上と電源ボタンでfastbootモードを起動します。
続いてコマンドプロンプト(fastbootが実行できるパス)からfastbootを実行しoem unlockを実施します。
fastboot devicesで接続情報が確認できるので下記のように応答があれば実施できる状態です。
C:\hogehoge\fastboot devices
59243c1c fastboot
続いてunlockを実施します。下記のように応答があれば続く画像の画面になるのでyesを選択します。ボリュームキーで上下の操作、電源ボタンで決定です。unlockが実行されると端末がフルワイプされるでの事前に必要なものをバックアップしておくと良いです。
C:\hogehoge\fastboot oem unlock
…
OKAY [ 0.051s]
finished. total time: 0.052s
unlockが完了すれば自動で再起動し初期設定画面になりますが引き続き作業を実施します。
カスタムリカバリTWRPの導入
bootloaderのアンロックが完了したら、再度fastbootモードで起動し、TWRPをフラッシュします。
実行は至って簡単でいつもどおりのコマンドです。下記のように応答があればokです。
C:\hogehoge\fastboot flash recovery c:\pathtofile\twrp-3.2.1-0-dumpling.img
target reported max download size of 536870912 bytes
sending ‘recovery’ (27272 KB)…
OKAY [ 0.650s]
writing ‘recovery’…
OKAY [ 0.265s]
finished. total time: 0.920s
最後にfastbootから抜けてリカバリを起動しますが、fastbootモードの画面からボリュームキーを操作してrecoveryを選んでも良いですし、fastboot rebootを実行して、ボリュームキーの上を押しながら待機しても良いです。
カスタムリカバリTWRPの起動とroot化、EFSのバックアップ
初回起動時には下記画像のようにsystemパーティションに変更を加える行為になる旨のメッセージが出ますがスワイプして抜けてOKです。
続いてroot化を実施します。TWRPが起動した状態で端末をPCへ接続し内部ストレージ直下にsupersuのzipファイルを設置して、installからroot取得を実施ください。
あとは通常通り起動して、初期設定を済ませた後、アプリドロワーからsupersuがインストールされていること確認して再起動後、TWRPを起動しbackupからEFSのみをチェックしてバックアップを取得母艦へ保存しておいてください。
その他
Oneplus 5Tの最安価格は以下で追っているので気になっている方は参考にしていただければと思います。
プラスエリア化についても投稿しました。
レビューも合わせて確認いただければ幸いです。
初めまして、この記事のおかげでTWRPが導入できたのですが、「Your device software can’t be checked for corruption. Please lock the bootloader」、g.co/abhと表示されました。
再起動するたび、表示されTWRPも起動せず普通のリカバリーモードになります。
再度fastbootでTWRPを導入しても、ファイルの容量が0MBでsupersuが導入できません。
対処法などはあるのでしょうか?
まぐろ様
お問い合わせいただいた件ですが、Userdataパーティションが暗号化されているためです。twrpからdataをフォーマットしてください。
こんにちは nubia M2に続き すみませんがこちらに関しても
ご教授ください。
私もまぐろ様と同じ状況に陥りました。。。
twrpからdataをフォーマットということですがwipeではなくてフォーマットなのでしょうか?
ご返答、よろしくお願いいたします
jam023様
userdataパーティションが暗号化されている為、twrpから参照出来ない状態であるのであればdataのwipeではなくuserdataのフォーマットが必要です。
お世話になります。
上記二名様と同じ状況に陥りました。
userdataのフォーマットとは具体的にどうすればよいのでしょうか?
申し訳ありません、自己解決しました。
しかし、通常起動しようとすると、まぐろ様と同じメッセージが出力され、起動できません。
どうすればよいかご教示いただけないでしょうか。
fiend様
userdataパーティションが暗号化されている場合、osがそれを復号できない場合正しくosを起動できません。
userdataパーティションが暗号化されているのであれば、下記の手順で対応が必要です。
・twrpの導入
・wipe→format dataからデータパーティションを初期化
・twrpを起動しromデータを内部ストレージへ転送
・flash
お世話になります。
上記の方々と同じような状況です
>wipe→format dataからデータパーティションを初期化
このあとも通常起動できないのですが
>twrpを起動しromデータを内部ストレージへ転送
>flash
こちらの操作がよくわからず詰んでいます
他のスマホのtwrpも記事をみているのですが
参考記事にたどり着かずにいます
該当箇所がありましたらご指南いただけるとありがたいです
user_4様
twrpを起動した状態でmtp接続ができるので、単純にPCからromデータを転送するだけです。
あとはtwrpからromをflashすればよいです。
コメントでも皆様に書かせていただいていますが、起動できない状態は暗号化されてuserdataパーティションが
復号できない場合がほとんどなので、その場合は問題の切り分けとしてsupersuをflashしてdm-verity状態を
無効化するだけでも起動確認ができるはずです。
OSの復旧は何とかできたのですが、現在の環境では
Oxygen_43_OTA_030_all_1802230142
SuperSU-v2.82-201705271822.zip
この組み合わせだとOSが青ランプから起動しなくなります
海外のフォーラムにも同様の報告がありました
知識が足りないこともありsupersuはひとまず断念しようかと
少しソフトウェア環境が変わったらまた試してみようかと思います
助言いただきありがとうございました
※OSを入れ替えて起動するようになってもg.co/abhの警告出ててこのまま使うのが不安ですが・・
初めまして。質問させてください。
この記事を参考に、OP6にてTWRPを試みておりますが
カスタムリカバリTWRPの導入 の所で
writing recovery・・・ に続いて
FAILED (remote:(recovery b) No such partition) となってしまいます
どこで失敗しているのか教えていただけると幸いです。
たま様
Oneplus 6の場合、ちょっとプロセスが違います。
https://dl.twrp.me/enchilada/
公式からtwrpとインストール向けzipをダウンロードし、
fastboot boot twrp-3.2.2-0-enchilada.img
twrpからsideloadを有効にしてインストールzipを入れてください。
adb sideload twrp-installer-enchilada-3.2.2-0.zip
GADGETFAN様
ご回答いただきましてありがとうございます。
なんとか次のステップへ進むことができました。