Elephone S8のレビュー

Elephone S8のレビューです。当方にとってはP7000ぶりのElephoneです。

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Elephone S8について

当方は2015年の6月くらいにElephone P7000で痛い目をみて以来、Elephoneを敬遠してました。実にひどい端末でペーパーフラグシップカンパニーと海外のフォーラムなどでは馬鹿にされていた端末です。当時はMediatekが採用された4G対応の端末が各社から出始めたころであったため、時期的はまだまだ成熟していない状態でしたが昨今のスタートアップは何を買って割りとまともな端末が多く、2K6インチで$239という価格に惹かれ久方ぶりにElephoneに手を出してみた次第です。SoCはMediatek Helio X25、RAM/ROMは4GB/64GBと最近ではありきたりな構成ではありますが、ちょっと見ていきます。

仕様

ディスプレイ 6″ 1440 x 2560ピクセル(2K Sharp製)
SoC Mediatek Helio X25, Mali T880
RAM&ROM 4GB/64GB  MicroSDは使えません。
カメラ フロント8MP(Sony IMX219) /バック21MP (sony imx220 )
接続性 GSM / GPRS / EDGE (850, 900, 1800, 1900 MHz)
UMTS / HSPA+ (900, 2100 MHz )
4G LTE (B1, 3, 7, 20, 38, 40)
802.11 a/b/g/n/ac 2.4 GHz + 5 GHz dualband
日本ではdocomo、ソフトバンクにおいて利用が可能 4G3Gのデュアルスタンバイが可能
バッテリー 4000 mAh
サイズ 152 x 80.7 x 8.6 mm / 195g
OS Android 7.1.1

付属品

Type-C to A USBケーブル
Type-C to earphoneケーブル
電源アダプタ(EU)
TPUケース
simピン
ユーザーマニュアル
スクリーンプロテクター(本体に貼り付け済)

 

デザインと機能

本体の特徴としては最近流行りの3辺ベゼルレス仕様です。両サイドは2.0mmくらいトップはセンサー部分があるため、5mmくらいはベゼル幅があります。バックパネルはガラスが貼り付けてあり、Huaweiでみたことがあるような視点によってきらめきが変わるタイプです。ミッドフレームはメタル製で薄く、ラウンドしたガラスの背面は8.6mmと最近の端末では多少厚みがありますが持ちやすく良い感じ。カメラ部分は1.5mmほどでしょうか出っ張っています。2kのシャープ製のディスプレイはまさにこの端末の顔といった感で、非常に高細密でシャープ、視野角も問題なくビビットでコントラストも十分な美しいディスプレイとなっています。冒頭で述べた通り当方は悪い方向でバイアスがかかっていたわけですが、起動した瞬間に一気に好印象になるくらい美しいディスプレイです。

ベゼル幅はこれくらい

フロントには各種センサとフロントカメラ8MPおよび指紋認証センサ配置されています。通知LEDがないのはちょっと不便です。指紋認証センサが配置されたエリアはMAZE Alphaと較べても5mm以上狭いので面構えも非常にスマートで良いです。フロントカメラは3辺ベゼルレス端末によくある配置で右下に位置しているため、セルフィーを撮る際は本体を逆さまにする必要があります。ガラスはゴリラガラス4で非表示エリアから2.5Dでラウンドしているタイプであるため、初めから貼り付けられている保護シートも浮きなく張り付いています。保護シートはモアレが結構出るタイプです。また端末操作については基本オンスクリーンキーでの操作となりますが、指紋認証センサーをワンタップで戻る、ダブルタップでホーム、長押しで履歴といった操作も可能であるため、オンスクリーンキーを出さずとも端末の操作は可能になっており、画面が広く使える配慮がされています。シャープの美しい2kディスプレイはどちらかと言えば、色温度が高く日本人好みの色味でしょうか。

オンスクリーンキーはなくても指紋認証センサでの操作も可能

バックサイドはシングルカメラとデュアルトーンフラッシュのLEDが配置されています。Curved 3D lumia glass designと称されたガラスの背面は光のあたり具合により輝きが代わり、非常に美しい背面となっていますが特に特殊なコーティングはされておらず裸で使うと指紋あとでひどい見ためになってしまいます。しかし持ち心地はよく8.6mmの端末の厚さは感じません。

トップサイドにはマイク穴のみです。端末にヘッドフォンジャックはありません。

端末の厚みは8.6mmと結構あり、カメラも出っ張っています

ボトムサイドにはマイク、スピーカー、USB Type-Cが配置されています。イヤフォンジャックは存在しないので付属の変換ケーブルを使ってType-cからイヤフォンへ接続する必要があります。スピーカーから出力される音は音量も十分で音量を上げても歪むことなく音を奏でてくれます。

最近良く見る配置

ライトサイドにはボリュームキーと電源ボタンが配置されています。電源ボタン部分は格子柄で触覚で電源ボタンとわかるように工夫がされており、面カットされた部分は赤く色づけがされているなど視覚的にもわかりやすいように配慮されています。両ボタンもクリック感はちょうどよい具合です。

電源ボタンの面取り部が赤く彩色

レフトサイドはsimスロットが上部に配置されており、2枚のnanosimがサポートされています。TFカードには対応していません。simはデュアルnano sim仕様でsim番号も記載があるためわかりやすくなっています。

simトレーはオーソドックスなタイプ、sim番号の印字付き

最後は同じ6インチ端末のMAZE Alpha、本体端末、5.5インチmi note 3、5.2インチmi6と並べた比較画像です。MAZE Alphaと比較するとサイズ的にはかなり小さくまとまっていることがわかります。

ハードとパフォーマンス

SoCはMediatek Helio X25です。パフォーマンス的にはちょっとだけ3D性能が低いSnapdragon 652といった感じでしょうか。antutuのスコア的には88000と申し分のないパフォーマンスです。重い3Dゲームだと画質の最高設定で幾分かは処理オチが発生する感じですが、普段使いやカジュアルゲームなどにはなんら不都合がないレベルです。RAM4GB/ ROM64GBのコンビも必要十分なパフォーマンスでタスクの切り替えも軽快にこなし、ディスクアクセスも快適です。

ユーザーインターフェイスとソフト

ユーザーインターフェイスは巣のAndroidにELE UIというランチャーが動いているだけで特にカスタムはありません。基本はオンスクリーンキーあるいは指紋認証センサによる操作になります。オンスクリーンキーの履歴ボタンがちょっと左にずれている点が気になります…。またちょっと癖があるのが自動輝度設定です。デフォルトでは感度がかなり高くなっており、少し明るい環境というだけで輝度がMAXになり2K、6インチというスペックからもりもりバッテリーが減っていきます。自動輝度設定を使う場合は設定-ディスプレイ-MiraVisonからSmartScreenを選択し感度を最低まで下げることをおすすめします。

接続性

Elephone S8ではSimスロット1、2を利用することで4G3Gのデュアルスタンバイ機能を利用することが可能です。スロット1にdocomoかけ放題3G、スロット2にMVNOのデータsim4Gのように電話で利用する回線、データで利用する回線をデュアルスタンバイ状態で利用することが可能です。 バンドはいささか癖があり、WCDMAのB8が使えるけど、FDDLTEのB8が無いなどSoftbank系回線で利用するにしてもちょっと中途半端な感じでしょうか。無論Mediatek SoCのため、プラスエリア化等々の細工はできず、Docomoで使う場合はWCDMA B1のみ、FDD-LTE B1,B3のみという接続性となります。

利用可能なLTEはDocomo系(赤字)やSoftbank系(青字)、は両キャリアで共通で以下の通りです。

GSM / GPRS / EDGE (850, 900, 1800, 1900 MHz)
UMTS / HSPA+ (900, 2100 MHz )
4G LTE (B1, 3, 7, 20, 38, 40)

 

カメラ

カメラについてはSonyのIMX 220とちょっと古めのセンサーです。写真は撮影から保存まで若干ラグがあります。アプリはオートモードしか存在しないわけですが、ちょっと困ったことに環境光が十分明るくてもシャッタースピードが遅いのか多少のブレでも、写真がボケることが多々ありました。ガッチリホールドして撮影すれば問題ないのですが問題ないだろうと思った写真でもかなりの確率でボケているため、使っていてフラストレーションが溜まります。しっかり固定してとれば十分なシャープな写真が撮れるだけに残念です。色味は素直ですがダイナミックレンジは優れておらず白飛びする場面が多いのでHDRモードなどを使い工夫する必要があります。また風景などを撮っていると時折画像の一部がボケるといった状況も発生しました。暗所については明るくとれますがノイズの乗り等々あまりパフォーマンスはよくありません。正直なところカメラはいまいちです。

下記ファイルはリンク先がオリジナルサイズです。モバイルの方は開かないよう気を付けてください。一枚目と二枚目を比較いただくとボケっぷりがわかりやすいと思います。

 

バッテリー

バッテリーの容量は4000mAhと大容量ですが、前述の自動輝度設定を変えていないとSoTは5時間もいきません。正しく設定をすれば7時間くらいのSoTが得られたので購入の際はぜひ設定変更されることをおすすめします。また付属の充電器はEU仕様ですが、変換コネクタを使い計測したところ大体1:40前後でMAX充電が可能であったため、Mediatekの急速充電がしっかり活きています。

充電後から一日使い、16時間の状態、割りと頻繁に使っているのがスリープなしの状態からわかりますが、かなりバッテリーは持っていますね

評価

冒頭で書いたとおり、当方はElephoneにかなり悪い印象をもっていましたが今回のElephone S8についてはカメラに関するパフォーマンス、通知LEDが無いことの不満はありつつも全体的にみるとP7000の悪夢を払拭できるくらい好印象です。端末自体のビルドクオリティは高く、Helio X25のパフォーマンスも十分で軽快でスムースな動作を提供してくれます。そして何よりシャープの2kディスプレイが非常に美しいことが最大の評価ポイントです。ここ直近で出ている3辺ベゼルレスで当方が見たものでは一番美しいディスプレイだと思います。$239.99の端末と考えると同価格帯のXiaomiに惹かれますが、美しいディスプレイ端末がほしいと考えている方にはおすすめできる製品です。

購入先

当方はGearbestで発注をしました。現在フラッシュセール価格でブラックとブルーが$279.99→$239.99になっています。

Elephone S8 4GB/64GB Blue

2kディスプレイが特徴の端末、パフォーマンスも十分ですがカメラはいまいちです。

$239.99 $279.99

 

8.3 Total Score
Good!

とにかくシャープの2Kディスプレイが美しい!Mediatek Helio X25のパフォーマンスもSD652と遜色がなく、高パフォーマンス。カメラはイマイチだがアンダー$250の6インチベゼルレス端末の中ではピカイチの存在。カメラがもう少しよければ,...。

ハードウェア
8.3
デザイン
8.5
ディスプレイ
9.5
ソフトウェア
8
カメラ
6.5
PROS
  • 高いビルドクオリティ
  • Helio X25で高パフォーマンス
  • シャープ2Kの美しく高細密なディスプレイ
  • 大容量バッテリー
CONS
  • イヤフォンジャックなし
  • MicroSD非対応
  • カメラはいまいち
  • 日本で使えるバンドは少なめ
User Rating: 3.4 (5 votes)
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3 Comments
  1. Reply
    Ryo 2017年11月19日 at 4:55 AM

    こんにちは。私も購入しました。
    大画面・ベゼルレス・光沢のある本体は非常にスタイリッシュで所有感を満足するものだと感じております。
    記事にもございます通り、液晶は非常にきれいですが、カメラがひま一つなのと、タッチパネルの反応がやや微妙かと感じております。また、個体差と思いますが、液晶に僅かなちらつきがございます。
    そこで質問なのですが、axon7と比べて、液晶の綺麗さ、カメラ、本体の大きさによる取扱のしやすさ、質感など、どちらが所有感が大きいでしょうか?
    宜しくお願い致します。

    • Reply
      gadgetfan 2017年11月19日 at 7:37 AM

      Ryo様

      コメントいただきありがとうございます。当方の個体は特にちらつきといった挙動はありませんでした。
      axon7と比較した場合については、当方の個人的な見解としては液晶の綺麗さはsamsung 2K AMOLEDのAxon7がやはりダントツかと思います。
      またカメラについても比較にならないくらいAxon7、本体の取扱、質感についてもAxon7です。
      いかんせんAxon7は$500の端末にもかかわらず$229とあり得ない価格なので…。ちょっと今の値段はバジェットフォンを
      皆殺しにできるくらいインパクトが強すぎます。身も蓋もないくらいのレベルでこの価格ならいま出ているスタートアップの
      端末はどの端末も太刀打ちできないです….。何よりZTEの中でAxon7は現状最高の出来だと当方は思っています。

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