Xiaomi Mi 5X(Mi A1)のレビュー

Xiaomi Mi5xのレビューです。こちらも手元に届いてから随分たっていますがちょっと見ていきます。

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Xiaomi Mi 5Xについて

XiaomiはMiシリーズとして様々なフラグシップ端末をリリースしてきましたが、Mi Max 2からコンセプトが変わったのかわかりやすいアピールポイントで一般ユーザーへの訴求力が高い製品をリリースするようになったようです。Mi 5Xもその流れにのってかMiシリーズながらSoCはSnapdragonの625(以降SD625)で、Redmi note 4の画面サイズ5.5インチに、Mi Max 2のデザインを合わせて、最近はやりのデュアルカメラを取り込んだカメラがアピールポイントであるわかりやすい端末としてリリースされました。一般ユーザーは購入する端末がSD835かSD625かなどは気にしませんし、大画面、バッテリーが大きい、カメラが綺麗などわかりやすいものを求めているのでしょうね。

仕様

端末は前述の通り、Redmi note 4と同じ5.5インチ、Mi Max 2のデザインにデュアルカメラという構成です。SoCはSD625でRAM&ROMは4GB/32GB or 4GB/64GBのコンビとなります。グローバル市場向けにリリースされたA1とまったく同じ仕様のハードです。A1の場合はAOSPの素のAndroidが動作し、5xはMIUI9がといった感じですが、bhnotes.com様が5x向けのAndroid one Romをリリースしてくださっているので、実は5xはすでにAndroid Oneが利用できます。

ディスプレイ  5.5inch″ 1080 x 1920 ピクセル IPS LCD ゴリラガラス3
SoC Qualcomm MSM8953 Snapdragon 625 Adreno 506
RAM&ROM RAM 4GB / ROM32 GB or 4GB / 64GB MicroSDで拡張可能
カメラ 5MP フロント/ 12 MP+12MPデュアル (センサーはOV製でした。)
接続性 GSM / GPRS / EDGE (850, 900, 1800, 1900MHz)
UMTS / HSPA+ ( 850, 900, 1900, 2100 MHz)  BC0
4G LTE (B1,  3, 5, 7,  8, 38, 39, 40, 41)
802.11 a/b/g/n/ac
nano + nano 4G3G DSDS
バッテリー 3080mAh (取り外し不可)
サイズ 155.4 x 75.8 x 7.3 mm / 165g
OS Android 7.1 MIUI 9

 

付属品

USB Type-Cケーブル
チャージャー
simピン
インストラクションカード

 

デザイン

デザインについては冒頭でも触れた通り、Mi Max 2のデザインが踏襲されています。ボディはRedmi Note 4Xのようにプラパーツがアンテナライン部分に張り付けてあるわけではなく、フルアルミユニボディでUラインのアンテナラインはデザインを邪魔していません。きめ細やかなマットな塗装で彩られたボディはプレミアムな見た目で安っぽさはありません。すべてのエッジは優しくラウンドしておりフレームの面取りされた部位もマットな色味、落ち着いた色合いでまとまっており非常に恰好が良い仕上がりになっています。全体的に非常にビルドクオリティが高いボディとなっており魅力的なデザインです。またそれなりに重みはありますが、7.3mmと薄いボディは滑りやすいですが持ち心地もよく快適に操作が可能です。

すでにガラスフィルムを貼っていますが、こちらはnillkinのH+pro、浮きなくガッツリ張り付いてくれます

フロントサイドはRedmi note 4シリーズとそう変わりはありません。通知LED、センサー、カメラがトップに配置され、ボトム側にはバックライト付きの静電タッチキーが配置され、左からタスクキー、ホームキー、バックキーという並びです。ディスプレイはLTPS IPSとなりこのクラスでは全く問題の無い、美しいFHDの画面を提供してくれます。日光下でもダイナミックにコントラストを調整してくれる機能がMIUIに含まれる為、ややわざとらしい色味にシフトしますが視認性は高く全く問題はありません。

バックサイドには12MP+12MPのデュアルカメラ、デュアルトーンフラッシュと指紋スキャナーが配置されています。指紋スキャナーは快適に動作し認識率も問題ありません。きめ細やかなマットな塗装がされています。

トップサイドにはIRポートとマイク穴。

ボトムサイドにはシングルスピーカー、マイク、Type-Cポート、イヤフォンジャックが配置です。スピーカーから出力される音声はシングルながら音量、質ともに十分満足なものです。

レフトサイドはsimスロットが配置されており、sim1がnanosim、sim2がnanosim+microsdのハイブリッド構成となります。デュアルnano構成でsimカードもマウントしやすく使いやすいトレーです。

写真ではわかりづらいですがsimトレーにナンバーがちゃんと標記されています

ライトサイドは上からボリュームボタン、電源ボタンという並びです。本体と同じ質感の仕上げになっており見た目の一体感を損ねていません。

サイズは感は同じ5.5インチのRedmi Note 4Xと比較すると若干高さがあるくらいでさらに本体が薄くなったイメージです。

 

ハードとパフォーマンス

SoCはミッドローのSD625とAdreno 506の組み合わせです。電力効率が優れたSoCでパフォーマンスも全く問題のないレベルで出ます。

シングルスコアではRedmi note 4Xのhelio x20に劣っていますが(サイズ比較画像のRedmi note 4XはHelio X20の4GB/64GB)、マルチコアのでのスコアではそれほど差はありません。なぜRedmi note 4Xのhelio X20を対象に出すかというと実はこちらの端末のほうがRedmiながらベンチのスコアが上になるから(Antutuだと2万くらい違う)です。実はパフォーマンスを求めるならばそういった選択肢もあるよということを知っておいていただければ幸いです。

しかしながら14nmプロセスで製造されたSD625はバッテリーの持ちが優れているうえに、CPUがゴリゴリに使われていても大して発熱せず、特に海外のゲームをプレイする場合はほぼ問題ないフレームレートが得られるのでかなり優秀なSoCなのです。また当方の使い方であればRAM4GBは複数のアプリを立ち上げて切り替えるにあたって不都合があるサイズではないので快適に利用が可能でした。SD625は当面使われ続けるSoCになりそうです。

ユーザーインターフェイス

手元に届いたタイミングではChina StableのMIUI 8.5系がインストールされていました。このままではGooglePlayの利用等々で実用できないので早々にBootloaderをUnlockしXiaomi.eu ROMのMIUI9への変更を行っています。このBootloader Unlockではいろいろ問題がありましたがそちらもまた別途エントリでまとめます。Xiaomi.euのROMはAndroid 7.1.2をベースとしたいつものMIUIですが、UIのスピードアップが図られていることもありかなり快適に動作するようになっています。※4枚目以降はAndroid OneのAOSPをインストールした際の画像です。持っててよかった5X。

接続性

SD625採用で4G3G DSDSでの利用が可能です。sim1で電話回線、sim2でデータ回線のように使い分けが可能です。

利用可能なLTEはDocomo系(赤字)やSoftbank系(青字)、は両キャリアで共通で以下の通りです。

GSM / GPRS / EDGE (850, 900, 1800, 1900MHz)
UMTS / HSPA+ (850, 900, 1900,  2100 MHz) BC0
4G LTE (B1, 3, 5, 7,  8,  38, 39, 40, 41)

プラスエリア化については成功をしており、WCDMA B6の追加が可能でした。詳しい手順は別途記載します。

カメラ

カメラについてはNubia Z17 miniと並んでかなり印象は良いです。センサーは両方Omini Visionのものでした。実はあまりカメラについては期待していなったのですが、$250アンダーの端末であることを考えると非常に良いパフォーマンスです。Mi6と5Xを比べるとディティールはMi6の方が優れた印象ですが、昼光下での写真はMi6に負けずシャープで自然な色味の写真が撮れました。ホワイトバランス、ダイナミックレンジもまともです。暗所についても比較的悪くない印象(やはりそれなりにノイズはのりますが)でかつ明るく撮れるので、いい意味で期待を裏切られた感じです。この価格帯ではデュアルカメラならNubia Z17 miniと5Xがおすすめというくらい、満足が行く写真が撮れます。Nubia Z17 miniと比較した場合は特にポートレートモードの処理が圧倒的にXiaomiの方がうまいです。ただハイスペック端末には搭載されているOISはありません。

※下記リンク先はオリジナルサイズです。モバイルの方はクリックしないようにお願い致します。

 

バッテリー

バッテリー容量は3080mAhと昨今のスマホと比べても決して大きいサイズではありません。バッテリーの持ちを気にするのであればどちらかというとRedmi note 4(X)のほうをお勧めしますが、SD625自体が非常にエネルギー効率が優れたSoCであるためバッテリーの持ちで困ることはありませんでした。当方の通常利用、WEBブラウズがメインの利用であれば6.5hを超えての利用が可能でした。ちょっと気になるのが充電をするとQCが効いていない気が….。5V 2A以下でしか充電できません…。

評価

SD625を採用しコストパフォーマンス的な観点で見るとRedmi note 4(4X)でいいのではとなりそうなMi 5Xですが、デュアルカメラに着目すると非常に良い製品です。同じ価格帯のMediatek Helio P25を採用しているデュアルカメラ端末は皆殺しにできる素晴らしさがあります。先にレビューをしておりますNubia Z17 miniとカメラで見ると甲乙つけがたいですが、今後のカスタムromの充実を考えると5Xのほうがおすすめできるといった感じでしょうか。単純にRedmi note 4にデュアルカメラがほしいなと思うのであればこれを選択すれば間違いはありません。安価ながらMi6に迫る素晴らしいデュアルカメラ体験が可能です。またA1のAndroid One AOSP Romがすでに利用できるという点も良いです。XiaomiのSD625端末をもっていない方には是非おすすめしたい一品です。

購入先

最初Geekbuyingで発注しましたが、かなり残念な状態(謎global、boot spashが出ない、loaderunlock済だが、twrpからのeu romフラッシュでブリック…。)だったので、Gearbestで発注しなおしました。GearbestはChina Stable、Bootloader未ロックで問題なくアンロック→eu ROMの利用が出来ています。

Xiaomi Mi 5X 4GB/64GB Black

$243.99 $256.99

harvest186
Expired

その他

Bootloaderアンロック前の問題から、プラスエリア化まで下記を参考にしていただければ幸いです。

・Xiaomi端末でMiアカウントへのデバイス紐づけが10008エラーで失敗する際の対処方法

・Xiaomi Mi 5X(Mi A1)のカスタムリカバリ(twrp)導入とカスタムrom導入

・Xiaomi Mi 5X(Mi A1)のプラスエリア化

8.7 Total Score
Good!

SD625を採用しながら価格的にRedmi note 4よりも高いという点でおそらく敬遠されているデバイスですが、$250アンダーの端末の中でデュアルカメラが優秀で、安心してお勧めできる一品。

ハードウェア
9
デザイン
8.5
ディスプレイ
8.5
ソフトウェア
9
カメラ
8.5
PROS
  • SD625の優れた電力効率と必要十分なパフォーマンス
  • 美しいビルドクオリティ
  • 安価だが優れたデュアルカメラ
  • A1向けのromも利用可能
  • Xiaomi.eu ROMの導入で日本語環境が利用可能
  • 指紋認証も快適
CONS
  • 本体がいささか滑りやすい
  • Redmi Note 4と比べてやや割高
User Rating: 4.67 (3 votes)
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2 Comments
  1. Reply
    ポンポコたぬき 2017年9月25日 at 10:21 AM

    「China StableでMiアカウントへの紐づけが失敗し、Bootloaderがアンロックできない問題」の解決編、楽しみに待ちます。
    こちらのセール情報を見て、勢いでMix2買ってしまったもので。
    以前お世話になったGearBestが注文したMi6に代わりにゴミを送って来た件は、PayPalの異議で無事返金されました。
    時間はかかりましたが。
    ありがとうございます。
    PayPal決済にするのは大事ですね。

    • Reply
      gadgetfan 2017年9月25日 at 2:32 PM

      ポンポコたぬき様

      Mi Mix2で同じ問題が出るかは分かりませんが、近日中に書かせていただきます。

      >以前お世話になったGearBestが注文したMi6に代わりにゴミを送って来た件は、PayPalの異議で無事返金されました。
      よかったです。災難でしたね….。

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各端末の最新クーポン価格はクーポンページを参照ください。メニューからアクセスが可能です。
プラスエリア化作業を実施する場合は必ずTWRP等カスタムリカバリを導入し、EFSのバックアップを取得してから実施ください。