Xiaomi Mi6のプラスエリア化

Xiaomi Mi6のプラスエリア化について書いてみます。まずは皆様に誤った情報を提供していたことは謝罪せねばなりません。当初SD835の書換えはQXDM4系で無ければならないと申し上げましたが実際そうではありませんでした。もっと早く気づくべきでしたが完全にとある中国の方の話を鵜呑みにしていたため、確認がおろそかになってしまいました。申し訳ございません。

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注:作業前にTWRPなどから必ずEFSのバックアップを取得し母艦へ保存ください。プラスエリア化作業でなにより重要な作業です。

Xiaomi Mi6のプラスエリア化について

作業を行う上で必要な前提環境は入手可能な最新のQPST、QXDM3系が入っていること、(それぞれご自身でお調べください。)bootloaderがアンロック出来ており、TWRP導入root化が出来ていること、Network Signal GuruをGoogleplayよりインストール、QualcommのDiagドライバがインストールできていることです。
TWRPの導入、root化までは下記エントリを参照ください。

ドライバのインストール等は下記のZuk Z2のプラスエリア化記事を参考にしていただければと思います。

Xiaomi Mi6のプラスエリア化手順

手順概要は以下の通り、いつもどおり単純な作業で実現が可能です。

  • Diag modeの有効化
  • バンドを書き換える

Diag Modeの有効化

開発オプションからUSBデバッグを有効にした状態でPCへ接続し、コマンドプロンプトから以下を実行します。

  1. adb shell (USBデバッグの許可が出たら常に許可へチェックを入れ、OK)
  2. su  (rootへスイッチ)
  3. setprop sys.usb.config diag,adb (Diagポートをオープン)

問題がなければQualcomm HS-USB Diagnostics 901D等でポートがオープンします。

バンドを書き換える

Xiaomi Mi6はband prefでsim1/sim2にそれぞれの値、rf bc configが単一の値となります。それぞれに適切な値が設定ができればプラスエリア化は可能です。しかしQXDM3系ではそれぞれ値が読み出すことができませんが、決め打ちで設定してwriteしてしまえば適切に値が設定できることがわかりました。

Diagモードに入ったら、つぎにQXDMでバンドを書き換えます。QXDMを立ち上げDIAGポートと接続します。optionsのcommunicationsを選択

target portにdiagポートを選択しok。画像はZuk Edgeのものを使いまわしていますが、要領は同じです。

NV managerがアクティブになるので設定を開始します。Multi sim or dual simの部位をチェックしsubscripion idは0を選択します。まずは#946のband preferredから見ていきます。readボタンをクリックすると値が”NV Status Error Received: Item Inactive”のメッセージと共に読み出せない状況が発生します。

このメッセージは無視してsub0、sub1に”0x0CE8″をWriteします。まずはSubscripiton ID 0側をreadしInputの値でoxooooとなっているフィールドをトリプルクリック、編集し0x0CE8に変えwriteをクリック。subscription id 1側もデフォルトの値は読み出せませんが実は多くのビットが立った状態”0xBFFF”なので変更の必要はありません。しかしながら取り立ててフルバンド有効にした状態にしておく意味はないので”0x0CE8“に書換えてしまっても構いません。

sub0側を0x0CE8へ変更しWrite

sub 1側も適宜0x0CE8へ変更

続いて、RF BC Configの#1877へ変更を加えます。#1877は単一の値をsim1/sim2が参照する形になっているのでsubscription id 0を変更します。デフォルトの値は読みだせないので決め打ちで設定します。band preferredの値は”562950169952643″に変更します。ここまで完了したら再起動を実施してください。次に検証を実施します。

※実はband prefはNetwork Signal GuruのClear forcingを実施することでAuto Band設定(バンドフルチェック状態)にすることも可能です。これはNetwork Signal Guruでband pref、rf bc configの値を正しく読み出せない場合、Network Signal Guruが勝手にAuto Band設定にしてしまう動きになる為です。

検証

ちなみに今回のバンド書換えは取得してあったEFSのバックアップから初期状態に戻し、完全にband6が掴めないことを確認してから実施しています。sim2側から検証していきます。band lockが可能かどうかの確認の為です。検証の手順としては、優先ネットワークを3Gへ限定(Lock RATでWCDMAに限定しても良いです。)、Network Signal Guruを起動→スリードットのBand LockからWCDMAを選択→band5、band6のみにチェックです。

sim2から作業を実施

sim2側のband lockは無効でしたが、我が家のロケーション的な問題で優先的にband 6へ接続。確認OK

SIM2側はBand Lockが働きませんでしたが、接続確認はOK。引き続きsim1側に差し替えて同じプロセスを踏みます。

Sim1側は問題なくBand Lockも働き接続確認が能動的に可能でした。Band 6、OKです。

まとめ

メジャーバージョンが古いツールでも、実は書換えが可能であることがわかったのは個人的にもよかったなと思うところです。きっかけを与えてくれたOneplus 5のプラスエリア化でコメントをくださったユーザ様には重ね重ね感謝申し上げます。またDFS toolを利用する場合は正しくEFSの値を読み出せない状況が発生しwriteを実施しても正しく値が入らず、band prefが適切にならない動きになります。(ちょっと検証がたりませんが…。)

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6 Comments
  1. Reply
    leecoファン 2017年7月25日 at 12:24 PM

    ガジェットファン様
    無事プラスエリア化ができました。私も試していたんですがband preferredも決め打ちでOKなのは盲点でした。

    • Reply
      gadgetfan 2017年7月25日 at 12:45 PM

      leecoファン様
      ご無沙汰しております、お役に立てたようで幸いです。
      >band preferredも決め打ちでOKなのは盲点でした。
      ちょっと私も確認が甘く皆様に変な固定観念を植えつけてしまったやもしれません。猛省です。

  2. Reply
    beta 2017年7月25日 at 4:12 PM

    プラスエリア化の記事ありがとうございます。早速設定し無事SIM1とSIM2でバンド6での接続が確認できました。
    どうも正しく端末と値のやりとりが出来る出来ないはQPSTのバージョンがキーになっている気がします。
    ところで、管理人様はOneplus5のrfnvファイルの移植って試されましたでしょうか。

    • Reply
      gadgetfan 2017年7月25日 at 6:13 PM

      beta様
      コメントありがとうございます。
      >管理人様はOneplus5のrfnvファイルの移植って試されましたでしょうか。
      実は近日中に試してみないとと考えてたところでした。取り敢えずop5のrfnvを何も考えずに
      上書きで試してみます。

  3. Reply
    YK.alfa 2017年7月25日 at 4:35 PM

    ガジェットファン様
    プラスエリア化完了しました。
    私の休みの日に記事が公開されるとは何ともラッキーなw
    しかしまさか、旧バージョンのQXDMでいけるとは思ってもいませんでした。
    何にしても、この度も有益な記事をありがとうございました。

    • Reply
      gadgetfan 2017年7月25日 at 6:14 PM

      YK.alfa様
      無事完了とのことでよかったです。旧バージョンの件は完全に私の確認不足でした….。

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プラスエリア化作業を実施する場合は必ずTWRP等カスタムリカバリを導入し、EFSのバックアップを取得してから実施ください。