Oneplus 3、Oneplus 3Tのプラスエリア化

Oneplus3、Oneplus3Tのプラスエリア化について手順を書いて見たいと思います。2017/7/7現在、おそらく当方以外はこの手法を知らないと思われますが、下記記事でさわりだけ書かせていただいた件です。

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以下目次はOneplus 3Tの~となりますが、手順的にはOneplus 3でも同じ内容でプラスエリア化が可能だと思われます。手元に3がすでに無いので検証、フィードバックをいただければ幸いです。

注:作業前にTWRPなどから必ずEFSのバックアップを取得し母艦へ保存ください。プラスエリア化作業でなにより重要な作業です。

Oneplus 3Tのプラスエリア化について

作業を行う上で必要な前提環境はQXDMが入っていること、(QXDMはご自身でお調べください。)bootloaderがアンロック出来ており、TWRP導入dm-verityroot化が出来ていること、network signal guruをplay storeからインストール、QualcommのDiagドライバがインストールできていることです。このあたりはOneplusユーザーの皆様はお手の物と思われるので割愛させていただきます。

Oneplus 3Tのプラスエリア化手順

手順概要は以下の通り

  • rmt storageパッチの適用
  • バンドを書き換える
  • network signal guruからclear forcing

たったこれだけです。今までにプラスエリア化の試行錯誤をした環境である場合はフルワイプした後に、4.0以上のOOSをクリーンインストールした状態で作業を進めてください。static_nvbk.binをバイナリエディタで書き換える必要は全くありませんし、それらをupdate-scriptsの対象に含める必要もありません。

rmt storageパッチの適用

これはTWRPから個別にrmt storageパッチを適用してもよいですが、ものすごく便利なツールを台湾の方が作ってくれているのでそれらを利用します。ツール(unlockop3t_lte.apk)の取得はこちらからどうぞ。ツールはroot権限が無いと動作しません。また実行環境としてはandroid7系(OOS4)以上である必要があります。こちらのツールからrmt storageパッチを適用すると再起動が要求されるので再起動し、再度ツールを立ち上げてツールからDiagポートをオープンします。

Enable rmt_storage Patchを有効にする

Enable QaualcommをタップするとDiagがオープン。便利です。端末をPCへ接続しましょう。

問題がなければQualcomm HS-USB Diagnostics 900E等でポートがオープンします。

バンドを書き換える

こちらの手順はほぼZUK Edgeのプラスエリア化と同様です。今回のOneplus 3Tはrf bc configについては単一の値ですが、band prefがsim1/sim2にそれぞれ存在するので個別に変更をしないと片側しかプラスエリア化ができません。sub0、sub1のそれぞれの値を変更する必要があります。

Diagモードに入ったら、つぎにQXDMでバンドを書き換えます。QXDMを立ち上げDIAGポートと接続します。optionsのcommunicationsを選択

target portにdiagポートを選択しok。画像はZuk Edgeのものを使いまわしています。ご容赦を。

NV managerがアクティブになるのでまずはデフォルトの値を確認します。Multi sim or dual simの部位をチェックしsubscripion idは0の選択します。まずは#946のband preferredから見ていきます。readボタンをクリックすると値が確認でき、デフォルトは0x04E8になっています。

こちらのフィールドをトリプルクリック、編集し0x0CE8に変えwriteをクリック。subscription id1側も同じ作業を実施します。oneplus 3tの場合sim2側がMi Mixのように沢山のbitが立った状態ではない為、自身で0x0CE8に変えないとプラスエリア化ができません。

続いて、RF BC Configの#1877へ変更を加えます。#1877は単一の値をsim1/sim2が参照する形になっているのでsubscription id 0を変更します。デフォルトの値は”562950035735424″です。こちらを先のband preferredと同じ要領で”562950169953152″に変更します。

※これらはEU/ASIA版の値です。A3010のCN版の場合は適宜値をお調べください。BC0を追加した562950169953155あたりで問題ないと思います。

気になる方は、mztoolで投入したDecの値を確認してみるとよいかもしれません。ちなみに確認結果は以下のような感じです。

ここまででバンド書き換えは終了ですが、まだ再起動はしないでください。

重要なポイント

ここまでは通常のプラスエリア化作業と変わりませんがここからが重要です。プラスエリアが有効になるために重要なポイント。作業はなんてことないですがこの作業によりプラスエリア化が有効になります。Network signal guruを立ち上げClear forcingを実行します。

しばらくすると電波を拾うようになるので、Lock Bands→WCDMAから画像のようにB5 B6のみが選択された状態にします。

あら不思議、B6につながるようになりました!接続が確認できたらBand lockですべてのバンドにチェックを入れ再起動してください。

検証

検証は引き続きNetwork Signal Guruから行います。くどいようですが山に登ったりしてプラスエリアしか飛んでいない地域に行く必要はありません。皆様が住んでおられるその場所はまず間違いなくB6が飛んでいます。再起動後に先の手順と同様にsim1側にband lockを実施し、プラスエリアが掴めるか確認ください。一点注意があるとすればsim2側はband lockが働かないのでsim2側にsimを指して同じように検証してもバンド固定ができません。しかしながら屋内などで実施すれば電波条件がよいband 6を優先的に使ってくれるので比較的簡単にband 6でつながることが目視できると思います。

 

以上で作業は完了です。

まとめ

あれほど何が悪くてプラスエリア化ができないのか不明だったoneplus 3Tのプラスエリア化がサクッとできてしまいました。OOSをアップデートするとupdate-scriptsの中にstatic_nvbk.binをアップデートする内容が含まれていますが大丈夫です。アップデート後も全く同じプロセスをたどれば、プラスエリア化が可能です。仕組み的にはおそらくバンド変更後にclear forcingをすることでdynamic_nvbk.binあるいはstatic_nvbk.binなのか、テンポラリで接続できるバンド情報が記載されたエリアへ情報が上書きされるような動きになっているのではと考えています。ちなみに使ったツールは名前通りoneplus 3系へLTEバンドを追加するために最初に使うツールだったりしますが、これ自体は単純にrmt_storageパッチを当ててくれるだけなので、これを使うことで使えるLTEバンドが増えるわけではないのであしからず。実は別のプロセスでLTEバンドを増やすことも可能ですがあまりメリットはないので特に実施する必要はないかと思われます。CAの組み合わせを編集する方法はまた今度。

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20 Comments
  1. Reply
    あなたが神か! 2017年7月7日 at 8:58 AM

    おかげさまでプラスエリア化ができました。喉に刺さった魚の骨が取れたような爽快感です。本当にありがとございました!
    一点確認させてください。LTEバンドの追加が可能とのことですが、当方もEUモデルを所持しておりTD-LTE41を追加したいと考えています。これらは可能であるということでしょうか。

    • Reply
      gadgetfan 2017年7月7日 at 9:08 AM

      あなたが神か!様
      >喉に刺さった魚の骨が取れたような爽快感です。
      お喜びいただけたようで幸いです。

      >当方もEUモデルを所持しておりTD-LTE41を追加したいと考えています。これらは可能であるということでしょうか。
      まだ検証できていませんが、おそらく可能です。

      • Reply
        あなたが神か! 2017年7月7日 at 9:18 AM

        回答ありがとうございます。もしLTEバンドの追加もされる予定であるならば、楽しみに待ちたいと思います。
        本当にありがごうございました!

  2. Reply
    februarysn0w 2017年7月7日 at 12:38 PM

    貴重な記事を有難うございます。早速プラスエリア化を試してはみたのですがstatusが”Disconnected”なります。
    使っている端末はCN版・3010A/ TugapowerN28 SIM1に刺さっているSIMは楽天モバイルのものになります。(´・ω・`)
    何か原因が考えられるとしたらどのような点でしょうか。

    • Reply
      gadgetfan 2017年7月7日 at 12:46 PM

      februarysn0w様
      CN版で検証が出来ておらず懸念点ではございました。
      Disconnectedになっている時接続アイコンはHでしょうか、それともアンテナ無しでしょうか。
      HでDisconnectedの場合は単純に何かしらの通信を発生させればステータスは消えます。
      アンテナ無しの場合は、実施いただいたプロセスの概要についてお教えください。
      可能であれば一度OOSの4.0.3あたりで作業を実施してみていただければと思います。

      • Reply
        februarysn0w 2017年7月7日 at 2:56 PM

        早速のお返事有難うございます。
        mztoolでDec値を個人的にも確認し、efsをバックアップより書き戻し再度プラスエリア化を行いました。アンテナについては、以下の画像の通り数秒間は3本伸びた状態が続きますがすぐにアンテナが消えた状態が続きます。
        http://imgur.com/a/mrwxT

        GADGETFAN様のアドバイス通り近いうちに一度OOS4.0.3を入れて試してみたいと思います。
        有難うございました。

        • unknown 2017年7月8日 at 8:22 PM

          >>管理人様
          4.0.2、4.0.3、4.1.3、4.1.6にて実施しましたが掴む事は出来ませんでした。

          又、rmt storageの件ご返信ありがとうございました。

        • unknown 2017年7月8日 at 6:51 PM

          横から失礼します。
          当方もA3010で実施していますが、
          statusが”Disconnected”で掴む事は出来ません。
          以前出回っていたnvを書き換える方法でも辿り着いた結果は同様でしたので
          CNモデルでは諦める必要があるようです。

          >>管理人様
          Disconnectedの際はアンテナピクトは消えます。
          GSMやTDSCDMAを探そうと動いているのでプラスエリアは掴まない様です。
          因みに通知アイコンの左上はNVの警告かと思いますが、
          こちらが出るタイミングはrmt storageパッチの再起動後からで宜しかったですよね?

        • gadgetfan 2017年7月8日 at 7:14 PM

          unknown様
          念のため実施いただいたromの環境をお教えいただけますでしょうか。
          OOS4.0.3などで実施しても掴めなかったでしょうか。

          >こちらが出るタイミングはrmt storageパッチの再起動後からで宜しかったですよね?
          さようでございます。rmt storageパッチがnvの編集を行えるようにするパッチです。
          CNモデルが手元になく検証出来ておらず申し訳ございません。

  3. Reply
    OnePlusTwo 2017年7月7日 at 5:10 PM

    OnePlus 3Tの購入を検討している初級者のものです(simはbiglobeを使っています)。
    プラスエリア化に成功されたとのことですが、「800MHz帯域のB6とB19が使える」ということでしょうか?
    稚拙な質問で申し訳ありませんがご回答いただけると幸いです。

    • Reply
      gadgetfan 2017年7月7日 at 5:18 PM

      OnePlusTwo様
      >プラスエリア化に成功されたとのことですが、「800MHz帯域のB6とB19が使える」ということでしょうか?
      プラスエリア化はWCDMAのband 6のみです。現状LTEに転用されている為WCDMA B19はほぼ飛んでいません。またLTE B19が掴めるというわけではございません。
      余談ですが、ときおり存在するWCDMA B19に対応したsnapgragon端末(moto zやzte axon 7)はQualcommの仕様でB19に対応していれば
      B6を包含して接続が可能な為そういった記載になっています。

      • Reply
        OnePlusTwo 2017年7月7日 at 5:36 PM

        LTE band19が使えるというわけではないのですね。
        ご丁寧なお返事ありがとうございました。

  4. Reply
    op5はip7p 2017年7月7日 at 5:26 PM

    私もEU版持ちですが手順通りでプラスエリア化が可能でした。OOS4.1.3で実施しましたが特に問題なく仰る通りの流れで通信可能な状況です。
    ありがとうございました。Oneplus 3の流れでA3003を買ってしまいましたが、メインの電話回線がバンクなので私もTD LTE B41の有効化は気になります。

  5. Reply
    HouseCastle 2017年7月7日 at 8:05 PM

    カスタムロムからでもプラスエリア化は可能なのでしょうか?
    それともoosでプラスエリア化した後にロム焼きすべきなのでしょうか?

    • Reply
      gadgetfan 2017年7月7日 at 8:22 PM

      HouseCastle様
      後者がベストだと思われます。

  6. Reply
    名無しのエラー 2017年7月16日 at 8:17 PM

    貴重な記事を有難うございます。
    しかしながらA3000 CNモデルでは、残念ですがプラスエリア化することはできませんでした……。
    EUモデルとの違いは何でしょうね……
    もしまた新しい方法が見つかったら試させて頂きたいと思っております。
    大変おつかれさまでした。

    • Reply
      gadgetfan 2017年7月17日 at 5:12 PM

      名無しのエラー様
      どうもA3000とA3003はいちぶボードデザインが違うなど完全に一致したハードではないようです。お力になれず申し訳ございませんでした。

    • Reply
      op5欲しい 2017年7月17日 at 4:10 PM

      横から失礼します。
      私もA3000でこちらの記事を参照しながらチャレンジしましたが「Disconnect」でつながりませんでした。
      他の機種のプラスエリア化情報を探してみると、#1878 RF Hardware Configuration を書き換えている記事を目にしました。
      ここはモデル固有の値になっているようなので、EUモデルの値に書き換えれば良いんですかね。。。

      • Reply
        gadgetfan 2017年7月17日 at 5:16 PM

        op5欲しい様
        A3000へA3003のqcnを書き換えてさらにfbrxを上書きし、最終的に hw configの値を一致させることでeuが持っているLTEバンドにも対応させるという方法なのですが
        該当のqcnにwcdmaの記述があればあるいはと考えています。しかしながら我が家には残念ながらcnモデルが一個もなく….。

        • op5欲しい 2017年7月22日 at 11:51 AM

          管理人様
          レスありがとうございます。
          データ専用のSIMしか持っていなかったのですが、FOMA通話契約のみのSIMを入手したのでA3000で再び確認しました。
          NetworkSignalGuruでLock RATはWCDMAを選択、Lock BandsでBand5,6のみチェックして、FOMA SIM側のみアンテナピクトが立っている状態(×が付いていますが)で発着信通話が出来ました。
          通話のみですがプラスエリア化出来てると考えて良いのでしょうか。。。

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