[追記あり]Leeco Le max 2 X820のプラスエリア化(完全版)

やっとまともに動く手順を確立、Firmwareの何がプラスエリア化を元に戻すかを理解したので簡単に記載してみます。Leecoすごく癖が強いです。

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※完全版とか書いて調子のってしまっていますが、結果完全版ではありませんでした。というかLeecoちょっと難しそうです。下記手法はプラスエリア化維持を取るか、指紋認証を捨てるかの2択を迫られる方法です。

Leeco Le max2 X820におけるプラスエリア化の問題点

Leeco Le max2 X820においては公式EUIファームあるいはカスタムにおいてもオフィシャルEUIのファームが含まれるromの場合、プラスエリア化が可能な”LE_X2_X820-CN-FN-FEXCNFN5601405314S-5.6.014S”においてプラスエリア化を実施していてもそれらを適用することで、利用できるバンドがデフォルトに戻るという問題がありました。多くのブログではこの情報に触れておらずDFS toolでフラグを立てればプラスエリア化できるよ、としか書いていない為いつのまにかプラスエリアが使えない、あるいは気づいていないユーザの方もいらっしゃるかもしれません。

今までのX820におけるプラスエリア化の手法

この問題に気付いている懸命なユーザの皆様はオフィシャル14Sへダウングレード、そこからCM系のカスタムROMをインストールという形でプラスエリアを維持していたかと思います。しかしながらこの手法には問題点がありました。

  • TWRPを起動すると画面が自動で更新されず、起動後電源ボタンやボリュームボタン下を押し、画面オフオンで描画を発生させるまで起動ロゴのまま。
  • CM系のカスタムromを起動するとTWRPの問題と同様に起動ロゴが表示されたままbootアニメーションに移行せず、完全に起動した状態になって画面のオフオン等LCDをイニシャルさせる動作をさせないと起動後の画面が表示されない。

これらの問題については慣れてしまえばそれほど不都合が無いので気にせずそのまま利用されている方もいらっしゃるかもしれませんが、romによっては最初の画面描画のタイミング以降正しく描画されず完全に画面表示が崩れてしまうものもありました。当方はこれが非常に気に入らず修正する策を模索しており、解決方法を見つけたので後述する手順で触れます。

プラスエリア化手順

以上を踏まえて、やっとこれでプラスエリア化ができるという手順を確立したので書いていきます。

必要なものの準備・前提条件

まず必要なものの準備です。supersuやnetwork signal guruのapkはもちろん作業前に本体へ転送しておきます。

  • LE_X2_X820-CN-FN-FEXCNFN5601405314S-5.6.014S ・・・14Sストックです。xdaのスレッドにストックに関するスレッドがあったのでそちらのリンクです。
  • DFS tool・・・おなじみの。各自用意ください。Le max 2はsim1、sim2でband pref および rf bc configが共通の値です。DFS toolのqualcomm toolでプラスエリア化が可能です。
  • Qualcomm driver・・・念のため。Diagドライバは901Dが利用できます。すでにインストールが済んでいる方は必要ありません。
  • TWRP・・・公式の最新TWRPで問題ないです。
  • supersu・・・公式からflashable zipをダウンロード、最新で問題ありません。
  • network signal guru・・・いちいちgoogleアカウントを登録するのが面倒なのでapk mirror等からapkのバイナリをダウンロードしておいてください。

stock rom 5.6.014Sのインストール

確実にプラスエリア化が可能であるこちらのromおよび含まれるファームを利用します。EUIのファームが上がっている場合はインストールに失敗するかもしれませんが以下の流れでダウングレードを実施してください。

  1. twrpを起動
  2. advanced wipeからインターナルストレージ以外をwipe
  3. LE_X2_X820-CN-FN-FEXCNFN5601405314S-5.6.014S.zipをインストール。失敗しても気にしない
  4. 一度5.6.014Sで起動、エラーが出まくってまともに動作しなくても気にしない。再度リカバリへ再起動
  5. もう一度LE_X2_X820-CN-FN-FEXCNFN5601405314S-5.6.014S.zipをインストール、このプロセスでリカバリがデフォルトのリカバリに戻る
  6. システムを起動し何かしらのエラーがダイアログが出ないことを確認しリカバリへ再起動
  7. デフォルトのリカバリが起動することを確認したら、一度電源を切りfastbootモードでtwrpをインストール
  8. twrpを起動しsupersuをインストール

とながなが書いていますが、要約すると14Sのストック状態へ戻してくださいということです。ここは自身のノウハウで理解されている手法で問題ありませんのでわかっている方は読み飛ばしてください。

プラスエリア化の実施

ここからはプラスエリア化を実施していくわけですが前述の通り、Le max 2はsim1、sim2において別々の値は持っておらず、sim1側の設定を変更すれば問題ありません。DFS toolで作業が完結します。手順的には下記エントリの通りなので、参照いただければと思いますが内容的には通常のWCDMA Band6を追加する手順です。EFSのバックアップは必ず実施してください。

ここで2点注意があります。

  1. プラスエリア化を実施しても最初の一回でband pref、rf bc configに正しくwcdma 6にフラグが立たない場合がある。正しく14Sへダウングレードできている場合は必ず2回目に成功するので、成功の可否を確認するためにも2回は必ずDFS toolから設定を確認する。
  2. 1.が成功していても、初回起動時にはなぜかsim1側でband6を掴まない。sim1側に挿したまま起動し2側に挿せばband6を必ず掴むので、sim2でband6を確認しそのまま2に入れた状態で再起動し、sim1側にsimを指しなおすとband6が掴める。※このプロセスは必ず再現します。失敗したと思わず必ずこのプロセスで確認してみてください。

ここまでの作業を実施し、sim1、sim2でband6が掴めることができれば第一段階の作業は完了です。引き続き”今までのX820におけるプラスエリア化の手法”における問題を解決するためのFirmwareの適用を実施します。

修正Firmwareの適用

今回はストック20SベースのFirmwareで修正Firmをcookedしflashable zipにしました。下記Googleドライブに共有をかけてあるのでダウンロードし、twrpより適用してください。

内容的には試行錯誤の結果、firemware-updateに含まれるバイナリが原因であることが分かっていたのでモデムファイル”NON-HLOS.bin”のみ14Sのものに差し替えてあるFirmwareのみ20Sにするflashable zipにしてあります。

14Sの状態で上記を適用すると”今までのX820におけるプラスエリア化の手法”で述べた問題が14Sのシステムで再現しますが、一応起動は可能でプラスエリア化の維持まで確認できるので興味がある方はsim1、sim2で確認してみるとよいかもしれません。

カスタムromの導入

ここまでくればあとは簡単です。通常通りeuiベース以外のカスタムromを適用すればOKです。当方はLineagesOSオフィシャルで確認を実施しました。lineageosのflashとopengapps arm64、android6.0のzipをflashすれば完了です。


動作確認

問題の修正がされていること、プラスエリア化の維持ができていることが分かりやすいように動画を作成しました。論より証拠ですね。720pくらいで見ていただけると見やすいです。

まとめ

この手法はX820でのみ確認しています。x829およびほかのx82系では確認ができていません。もし実施する場合はパーティションすべてのフルバックアップ(twrpのフルバックアップではありません)を実施したうえで試してください。この手法はfirmware-upadteを含むEUI系のカスタムromを導入すると元に戻ります。EUI系のromの場合もごにょごにょすればプラスエリア化の維持は可能ですが本日は強烈に疲れたのでここまでで。

追記

これプラスエリア化を維持する為に、モデムファームを維持すると指紋認証が画面オフ10秒前後で使えなくなる副作用がでました…。もうちょっと調べてみます。以下のファイルをなんとか14SのNON-HLOS.binに移植したい…。手法が分かる方はぜひご教示いただければと思います。

追記2

16Sのモデムまで検証してみましたが、16Sでは下記のエントリと同様に一時的に接続可能な状況を作り出すことは可能ですが、接続が確認できた次の再起動のタイミングではデフォルトの値に戻りました。ちょっとLeecoはプラスエリア化はあきらめようかと。EUIの場合もrom適用するストックあるいはカスタムromのファームに含まれるnon-hlos.binを14sのものに7zipなどで置き換えてしまえば、プラスエリアの維持は可能ですが指紋認証が使えなくなるなどの不具合がでます。

ノウハウをお持ちの方いらっしゃれば是非ご教示いただければ幸いです。

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5 Comments
  1. Reply
    T 2017年4月25日 at 7:00 AM

    以下のURLのモデムファームMODEM_419D_V.00050.zipではどうでしょう。
    私の場合は,指紋認証可能となりました。
    https://yadi.sk/d/5v2p3F7o3GJBxn/Developers

    • Reply
      gadgetfan 2017年4月25日 at 7:16 AM

      T様
      コメントありがとうございます。各modemのバージョンごとに試そうと考えていたのですが、なかなかまとまった時間がとれず、完全版といいながら中途半端な記事になっておりすみません。
      お教えいただいたmodem、試してみたいとおもいます。
      今考えているのはひょっとしてrmt_storageパッチでファーム関係なくプラスエリア化できるのではなどと考えているところでございます。

  2. Reply
    T 2017年4月25日 at 7:15 AM

    すみません。さっきのモデムファームでは,プラスエリア化できませんでした。

  3. Reply
    ふらん 2017年10月17日 at 1:36 PM

    デフォルトのリカバリが起動することを確認したら、一度電源を切りfastbootモードでtwrpをインストールの所で積んでるのですが、TWRPはどのように焼けばいいのでしょうか?

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プラスエリア化作業を実施する場合は必ずTWRP等カスタムリカバリを導入し、EFSのバックアップを取得してから実施ください。