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ZTE Axon 7のレビュー

こちらも今更ですがZTE Axon7を入手したのでちょっと見ていきます。

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ZTE Axon 7について

  ZTEが2015年くらいからラインナップに含めたフラグシップラインのAxonです。安価なスマートフォンを提供し続けていたZTEが、より明確なフラグシップ端末として欧米諸国に向けたプレミアム感がありつつも、ハイスペックで安価なバランスが取れたモデルがAxonになります。ZTEはnubiaなど魅力的な他のラインも持っていますがAxonはより男性的なデザインになっています。バックパネルに印字された”Designed in the USA”はBMWの子会社であるDesignworksが関わっている為です。$400~500のプライスレンジでは非常に評価が高くライバルになるのはOneplus3くらいでしょうか。

スペック

SD820を採用したハイスペックモデルです。ディスプレイはsamsungの5.5インチ2K/AMOLEDです。RAM/ROMは4G/64GB、バッテリーは3250mAhとなり割と大きめのバッテリーを搭載しています。microsdは利用可能ですが、sim2でTFカードとの排他利用です。カメラはsamsung S5K2T8 ISOCELLです。

ディスプレイ 5.5″ 1440 x 2560 ピクセル(2K samsung AMOLED)
SoC Qualcomm MSM8996 Snapdragon 820, Adreno 530 GPU
RAM&ROM 4GB/64GB
カメラ 8MP フロント(OmniVision OV8856)/20MP バック(samsung S5K2T8 ISOCELL)
接続性 GSM / GPRS / EDGE (850, 900, 1700, 1900 MHz) CDMA800 / 1900
UMTS / HSPA+ (850, 900,  1700, 1900, 2100 MHz)
4G LTE (B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 19, 20, 28, 38, 40, 41)
802.11 a/b/g/n/ac 2.4 GHz + 5 GHz
日本ではdocomo、ソフトバンクにおいて利用が可能 4G3Gのデュアルスタンバイが可能
バッテリー 3250 mAh
サイズ 151.7 x 75 x 7.9 mm / 175g
OS Android OS, v6.0.1 Mifavor

カラーはグレーを選択しました。Designworksの仕事はまさにプレミアムな見た目を演出しています。アルミユニボディは2.5Dガラスとシームレスに融合していてすべてのエッジで非常に滑らかな仕上がりになっています。アルミの無機質さとなめらかなカーブはいい意味で矛盾した美しさを醸し出しています。7.9mmの厚みは昨今のスマートフォンの中ではそれほど薄いデザインではないですが、背面のアークのお陰か手に持った感じは更に薄い端末の様に感じました。デザインの中で一つ残念な点としては175gとそれなりに重量があることくらいでしょうか。

付属品はチャージャーとケーブル、TPUケース、micro→type-c変換アダプタ、イヤフォンと盛りだくさん

ディスプレイはsamsung製の2K(QHD)のAMOLEDになるため当方にとっては現在世界で一番美しい(と思っている)ディスプレイです。(NTSC的にはカラーの色ズレはありますが…。)2.5Dデザインでフレームとシームレスにマッチしたガラスはゴリラガラス4で構成され強度もまず問題はないでしょう。視野角も斜めから画面を見てもカラーシフトしないので優れています。デフォルトのカラーキャリブレーションでは青白い傾向に調整されていますが、設定から彩度設定の項目で色温度設定が可能です。輝度設定の幅も十分で屋外日光下での視認性も上々でした。

フィルムがすでに貼ってありますが、非常に滑らかにつながるガラスとフレーム

フロントサイドには上下に配置されたグリルをもつスピーカー、ディスプレイ左上に通知LEDと8Mのフロントカメラ(f/2.2)、画面下にタッチキーが配置されています。DACに旭化成AKM4490、DSPにAKM4961が採用された本端末はデュアルノイズキャンセルマイク、デュアルフロントフェーディングスピーカー、Dolby AtmosおよびDolby Digital Plusがサポートされ、グリルが特徴的なスピーカーからはおよそスマートフォンとは思えないサラウンドを提供してくれます。ディスプレイ下部に配置されたタッチキーはドットと○でデザインされており、残念ながらバックライトはありません。そしてはキー間のマージンも小さめなのでなれるまでは押し間違いがあるかもしれません。

バックサイドには20メガピクセル、OIS、EIS、PDAFが利用可能なカメラセンサー(f/1.8 samsung S5K2T8 ISOCELL)がサファイアガラスで保護され、デュアルトーンLEDフラッシュ、指紋センサーが背面上部中央に配置されています。カメラ部分と指紋認証部分は若干のくぼみがあり、それぞれが出っ張り、引っ込みといった分けになっているので押し間違いが発生せず、よく考えられたデザインになっています。指紋認証は認識率も問題なく高速にデバイスをアンロックしてくれます。アンテナラインはOneplusのそれと似たようなデザインになっています。全体的にアークした背面のアルミユニボディは非常に持ちやすいですがサテン処理されている為、滑りやすいので注意が必要です。

トップサイドにマイク穴とイヤフォンジャックが配置されており、DACを経由して提供される音は非常に元気な音を奏でてくれます。普段高級オーディオ機器で音楽を聞いている人にはそれほど刺さらないレベルかもしれませんが、スマートフォンで低価格帯のイヤフォンを使い音楽を聞いていた人にはその違いがより明確にわかると思います。

ボトムサイドにはType-Cポート、マイク穴が配置されています。これらのデュアルマイクは仕様的には8メートル離れた先の音も拾うとのこと。

レフトサイドはsimスロットが配置されており、sim1にnanosim、sim2側にはTFカードもサポートされるスロットが配置されています。

ライトサイドはメタル素材で成型されたボリュームキー、電源ボタンの配置です。

外観チェックの最後はOneplus 3Tとの比較です。全体的にAxon 7がコンパクトに見えますが実際持った感じではOnplus 3Tの方が軽くコンパクトな印象を受けます。

ハードとパフォーマンス

snapdragon820、RAM4GB、ROM64GBなのでパフォーマンス的な不都合は全くありません。出荷状態romのantutuスコアは以下の通りです。ディスクも現状最速のUFS2.0ですので快適に動作してくれます。

ユーザーインターフェイス

Axon 7は、ZTE独自のMiFavor 4.0というインターフェイスを持ったAndroid 6.0.1 となっています。欧米諸国向けのモデルはAOSPっぽいUIのオプションがあるようですが、A2017GモデルはMiFavor 4.0の独自UIです。Mifavorは中華系スマートフォンにありがちなドロワーを持たない画面にすべてのアイコンが並ぶUIを提供します。気になったのはマテリアルデザインっぽいアイコンにはなっているのですが、なぜだろうパッとみのUIは絶望的にダサいなと思いました。Mifavorで提供されるZTE独自機能としてはMi-Popくらいでしょうか。こちらは画面上に表示するソフトキーになっており、5つの動作を割り当てることができます。当方は左手でスマートフォンを使うのでメニューキーを割り当てて使っていますが、なにげに便利な機能です。ただ画面上のソフトキーになるので邪魔に感じる人もいることでしょう。音声認識なども機能としてはあり認識率もいいですが使わないでしょう日本人は。

Mi-Popがメニューの呼び出しに便利

Mi-popはトグルでonoffが可能

よく使うメニューにアクセスする簡易な設定メニュー

すべての設定。よく使う設定はなくてもいいですね。

接続性

Simスロット1、2を利用することで4G3Gのデュアルスタンバイ機能を利用することが可能です。スロット1にdocomoかけ放題3G、スロット2にMVNOのデータsim4Gのように電話で利用する回線、データで利用する回線をデュアルスタンバイ状態で利用することが可能です。

利用可能なLTEはDocomo系(赤字)やSoftbank系(青字)、は両キャリアで共通で以下の通りです。A2017Gはおそらく販売地域で同一仕様だと思われますが、日本のスペックシートには日本で使われている周波数帯のみが書かれています。

UMTS:2100(B1) / 800(B6) / 900(B8) / 800(B19)

おそらくこれはB19でB6も掴むけど混乱すると困るからあえてB6も個別に書いた結果になっていると思われるので、rootを取得した際にnetwork signal guruから確認して見たいと思います。(つまり海外から買ったA2017Gでのプラスエリア化は作業自体がおそらく必要がない)BC0は利用できないので完全にdocomo系、softbank系向けです。

GSM / GPRS / EDGE (850, 900, 1800, 1900 MHz)
UMTS / HSPA+ (850, 900, 1900, 2100 MHz )
4G LTE (B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 19, 20, 28, 38, 39, 40, 41)

Wifiについてはac対応で快適に利用が可能でした。

カメラ

ストックのカメラはハイエンド製品に要求されるであろうすべての機能を網羅しています。ホワイトバランス・露出・シャッタースピード・ISOそれぞれが調整できるマニュアルモード、オートモード、動画、タイムラプス・オーバーレイ・パノラマ・スローモーション・長時間露光・ナイトモードがあります。動画についてはH264、H265の圧縮フォーマットが選択でき至れりつくせりといった出来です。

マニュアルモード

ビデオ圧縮コーデックの選択が可能

豊富な機能

カメラセンサーはsamsung S5K2T8 ISOCELLが採用されており、OIS・EIS・PDAFが利用可能なセンサーです。条件がより明るい環境では素晴らしい写真が撮れます。正確な色表現、シャープネス、コントラスト共に良好です。しかしながら暗所での撮影はそれほどでも無く、過剰にノイズリダクションがかかったようなシャープでは無い写真ができあがる傾向がありました。当方にとってAxon7のフラグシップ端末としての機能で残念だった所はここです。(安い中華端末に比べるとそれでも格段によいのですが…。)

バッテリー

バッテリーはビルトインタイプで取り外しができません。容量は3250mAhあり効率的に利用されています。Android6.0のdozeおよびZTEのデフォルトで有効になっているスマートパワーセーブ機能により、スリープに入るとまったくと言っていいほどバッテリーが消費されません。付属のチャージャーはまだ利用していませんが、QC3.0対応の本デバイスはサポートされるチャージャーで充電すれば圧倒的なスピードで充電が可能です。0%→50%まで計測したところ大体30分前後くらいでしたが、75%以降は給電量が落ちるのでMAX充電までは1h強くらいはかかると思います。SoT的には大体当方が使った感じだと6.5hくらいでしょうか。PCMarkのバッテリーベンチでは7.5hくらいです。2日は厳しい感じですね。

使ってない際はとにかくバッテリーが減らない

下記エントリの基本的な省電力設定とスマートセーブの機能のみを実施。

評価

日本でも展開されているAxonシリーズですが、$400~500の価格帯からは考えられない素晴らしい製品です。ハイエンド製品に求められるスペックを網羅しつつもそれらを搭載した端末と比べるとコストは1/2です。スペックに大きな欠点は無く、この価格帯で勝負が出来るグローバル端末はおそらくOneplus3シリーズのみだと思われます。機能と美しさを備えた練りに練られたハードの設計、直感的なUI、カスタムが無い状態でも日常的なパートナーとなるには十分な出来です。美しいハードが好きな人には理解していただけると思いますが、Axon 7はOneplus3と並ぶ完成された芸術品です。海外で売れている理由も納得の一品でした。じゃあOneplus 3TとAxon 7にするならどっちがいいという話をするならば、あなたがGeekでなく海外に住んでいるならOneplus 3T、日本に住んでいるならAxon 7が良いと思うという回答になるでしょうか。Geekなら両方買いましょう。こりゃ日本の某メーカーの端末もグローバルで売れなくなるわって話です。ちなみにAxon7ですが公式LineageOSのサポート端末でもあります。

購入先

$400の価格帯の端末が$600で国内で売られているのが馬鹿らしくどうせ同じA2017Gモデルならということで、Gearbestから調達しました。購入は以下よりどうぞ。おそらくZTE安心2年保証は受けられないのとデフォルトで貼られている保護フィルムが無いこと以外は共通仕様のA2017Gです。現在$389.99。

ZTE Axon 7

ZTE屈指の至高のスマホ

$389.99


9.4 Total Score
Excellent!

ZTE屈指の至高のスマホ、Oneplus 3Tと並ぶ素晴らしい出来の端末。

ディスプレイ
10
カメラ
8.5
パフォーマンス
9
ソフトウェア
9.5
デザイン
10
PROS
  • 2k AMOLEDディスプレイ
  • 機能と美しさを備えたデザイン
  • DAC、DSP搭載
  • 優れたソフトウェア
  • LTE B19が掴めること
CONS
  • 暗所でのカメラ性能
  • 滑りやすいボディ
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プラスエリア化作業を実施する場合は必ずTWRP等カスタムリカバリを導入し、EFSのバックアップを取得してから実施ください。