Xiaomi Redmi 4 Prime/Proのプラスエリア化

ブートローダーアンロック申請は以前のエントリに記載したとおり完了している為、早速アンロックを実施しROMの入れ替え、プラスエリア化を実施しました。

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なお、これらのシステム改変についてはリセラーの保証を放棄する行為になるのでご注意ください。転んでも泣かない人向けです。

Bootloaderのアンロック申請

以前のエントリの通り当方のアカウントはアンロック申請は完了している為、こちらは割愛。必要であればリンク先をご確認ください。

Bootloaderをアンロックする

GearBestから出荷された状態は何やらGlobal stableと表示されていますがglobal stableのfakeグローバルです。何も考えずにMi unlock toolを実行したところ、はいダメです。

China Stableに入れ替えて再度実行。はいOKです。

カスタムリカバリの導入

カスタムリカバリはMIUIフォーラムで有志が作成してくださっているビルドを利用させてもらいます。

http://en.miui.com/thread-485732-1-1.html

TWRPの導入はfastbootモードから実施します。要領や前提条件はmi5と同様です。adbとfastbootのバイナリをインストールするこちらの様なソフトをインストールしコマンドプロンプトから解凍したディレクトリへ移動しfastbootコマンドを実行します。fastbootの起動はボリューム下キーと電源ボタンの同時押しです。

fastboot flash recovery  recovery.img(ダウンロードしたTWRPのイメージ)

ボリュームボタンの上を押しながらスタンバイしfastboot rebootでリカバリを起動しましょう。あるいは下記コマンドでリカバリを起動します。

fastboot boot recovery.img

ちなみにRedmi 4 primeはボリュームキーの上を押しながら起動すると下記の画面になります。赤枠の部位をタップしてTWRPを起動し、まずはバックアップを取ってください。

導入後は必ずEFSのバックアップを取得し、母艦に保存することをおすすめします。

カスタムromの導入

ここは以前のmi5sやMi note2と同じ内容です。カーネルソースがリリースされていないということもありecrmodを利用させていただきました。

supersuもflashable zipをダウンロードしておきます。


導入の際はTWRPを起動し、とりあえずすべてのcacheを除いたバックアップを取得しました。
  1. Backupからcacheを除いて選択しバックアップを実行(適宜母艦に保存ください。)
  2. Wipeからadvanced wipeを選択しdalvik cache、system、data、cacheを選択しwipe
  3. installからecrmodをフラッシュ
  4. installからsupersuをフラッシュ

以上で完了です。

プラスエリア化の実施

今回はむちゃくちゃはまりました。なんでプラスエリア化できないのか相当迷った結果成功しています。実施方法は”Xiaomi Mi5に利用できるLTEバンドを追加する“と同様です。使うツール、ドライバすべてを使いまわせるので手順はそちらを参照ください。また作業はecrmodの環境で実施しました。

※diagモードの起動方法が抜けていました。電話アプリから*#*#13491#*#*でdiagを起動できます。画面は下記の通りでDIAG,SERIAL_SMD,RMNET_IPA,ADBをタップしてください。

デフォルトの値を確認

まずはデフォルトのBand preferredとRF BC Configの値を見ていきます。画面はband prefですがRF BC configの値も同じです。

変更後の値

変更後の値としてはBand6を追加しただけです。

Network Signal Guruでの検証

検証にはおなじみGuruを利用します。Mi note2の際よりさらにはまりました。

またもやband6を掴まない

実施はmi5sで踏んだ検証内容と同様の手順ですが一切band6を掴まないし、しかもsimスロット2番目に至っては全くband lockができません。また再起動するとband6のチェックがpref、bc config共に消えたりするぞ….。mi note2と似た事象であった為、おそらくはfirmの問題だろうと踏んだのですがこれが間違いでした。euromの各バージョン、china stable、global stable、ecrmod何を使ってもband6が掴めない…。

QXDMで確認

かなり諦めムードだったのですが、最後にQXDMを用いて値を確認してみることにしました。band6のみを追加する場合はband prefの946とrf bc configの1877を変更すればよいのですが…。試しにDual SIMにチェックを入れ、Readしたところ、sim1とsim2でそれぞれ値を持っていました。初めてのタイプです。

そしてRF BC configもそれぞれ独立して値を持っています。まじか…。

ということでプラスエリア化においては下記パラメータをsim0、sim1に設定しました。

#946→0x0CE8

#1877→562950169952641

#6828→2061584302277 (LTE band8を追加)

検証

sim1、sim2をそれぞれband lockしてband6を掴むか確認しました。sim1側からです。

OKですね。

続いてsim2です。simを入れ替えて確認します。

sim2側もOKです。

最後にLTE Band8を確認しましたが、こちらは接続することができませんでした。EFSを確認する限りはLTE Band8に関するrfnvファイルは一通り持っているのですが…。こちらについてはちょっと宿題としたいところ。

※ Network Signal Guruの使いかたについて別エントリを書いてみました。興味がある方はごらんください。

まとめ

さらっと書きましたが、かなり時間を要し悩みに悩んだ結果プラスエリア化は完了です。すべてのスロットでプラスエリアをつかむことが確認できました。今までの機種はdualsimであっても別個にnvで値を持っていることはなく、CDMA toolからサクッと変更が可能だったので学習のないところからパンチが飛んできたような感じです。よい経験になりました。しかしLTE Band 8は何とかしたいなぁと。

購入先についてはサイドバーを参考ください。価格、クーポンを含め扱った端末については随時更新していきます。3カラーすべてクーポンが出ているので気になる方はチェックしてみてください。

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19 Comments
  1. Reply
    markw 2017年4月8日 at 12:09 AM

    Redmi4 primeのバンド変更に関する貴重な情報ありがとうございます。
    EFSのバックアップについて質問させて下さい。
    http://andmem.blogspot.jp/2014/10/android-partition-backup.html
    上記URLの記事を参考に、ddコマンドで全パーティションのバックアップを取ったのですが、
    EFS,RFNV,NVM といった名前のパーティションは無いようで、それらしいものとしては
    modem,modemst1,modemst2,fsg,などがあるのですが、どれがいわゆる
    EFS,RFNV,NVMにあたるのかわかりません。
    どのパーティションがどの領域に対応するのか教えていただけないでしょうか。
    (global stable ROMでブートローダーアンロックとTWRP,supersuのflashは完了した状態です)
    以下に全パーティションの名前を列挙します。
    DDR
    aboot
    abootbak
    apdp
    boot
    cache
    cmnlib
    cmnlib64
    cmnlib64bak
    cmnlibbak
    config
    cust
    devcfg
    devcfgbak
    devinfo
    dip
    dpo
    dsp
    fsc
    fsg
    keymaster
    keymasterbak
    keystore
    limits
    lksecapp
    lksecappbak
    mcfg
    mdtp
    misc
    modem
    modemst1
    modemst2
    mota
    msadp
    oem
    persist
    recovery
    rpm
    rpmbak
    sbl1
    sbl1bak
    sec
    splash
    ssd
    syscfg
    system
    tz
    tzbak
    userdata
    以上48個のパーティションがあるようです、長々とすいません。よろしくお願いします。

    • Reply
      gadgetfan 2017年4月8日 at 12:14 AM

      markw様
      ご覧いただきありがとうございます。andmem様のバックアップバッチですね。あれは素晴らしいものです。
      その中でNVが含まれるEFSパーティションはmodemst1がEFS1でmodemst2がEFS2パーティションとなります。modemはまんまモデムなので
      こちらXiaomiの場合flashablezipの中で常に更新されるものですが念のためバックアップを取っておいてもよいかもしれません。
      取得したバックアップはDDで展開しリストアすることも可能ですがfastbootモードからリストアも可能です。
      fastboot flash modemst1 modemst1
      fastboot flash modemst2 modemst2
      一番ファジーな方法はTWRPでEFSにチェックを入れて取得したバックアップをリストアすればすべて元に戻ります。

      • Reply
        markw 2017年4月8日 at 9:30 PM

        gadgetfan様
        おお!素早い返信ありがとうございます。
        詳細かつ複数方法の説明、痛み入ります。
        windowsのお作法に慣れている私には、androidがlinuxベースであることと、
        ベンダー毎のカスタマイズで複雑になっているために、情報収集と理解が難しいところがあります。
        (バックアップファイルに拡張子が無かったり同じ役割でパーティション名が違うなど)
        root化やrom焼き(だけなら)そこまで難しくない、という友人の言葉の意味が分かるような気がしますね。
        まあ、あとは基本的に足跡を辿るだけなので頑張ります。ありがとうございました。

  2. Reply
    tomato 2017年4月8日 at 3:22 PM

    gadgetfan さま
    当方、貴殿の紹介ページを拝謁し、redmi 4 primeのプラスエリア化に取り組んでいるのですが、如何せん上手くいかず途方に暮れております。いくつかのecrmod,cndev,cnrom,globalromを試しましたが、いずれにおいてもguruのb05がdissconnect。そこでお手数ですが、プラスエリア化した際のecrmod, QXDMの各バージョンをお教え願えませんか?

    • Reply
      gadgetfan 2017年4月8日 at 4:23 PM

      tomato様
      ご覧いただきありがとうございます。それはさぞやお困りでしょう。
      当方が利用させてもらったのはecrmod様のRedmi4_markw_V8.1.3.0.MBECNDI_6.0_ECRmod_20170224_Multi.zip、3.14.594です。
      プラスエリア化を実施後EFSはそのままでもう一度同じromをフルワイプから入れてみるというのもお試しいただければと思います。

      • Reply
        tomato 2017年4月8日 at 6:32 PM

        gadgetfan さま
        ご指示いただいたバージョンで奮闘しているのですが、依然guruでb05がdissconnectとなってしまいます。
        次は、「プラスエリア化を実施後EFSはそのままでもう一度同じromをフルワイプから入れてみ」たいと思います。
        ただ少し気になることがありまして、sim0の#946の値を0x0CE8に書き換えた後に再起動し、再度readしてみると、当該値が0x0C28に書き換わってしまっていたのですが、これはプラスエリア化失敗と関係があるのでしょうか?

        • tomato 2017年4月9日 at 2:27 PM

          gadgetfan さま
          ocnmobileoneのデータsimを使用しています。

          guruのclear forcingを試したところ、画面がブラックアウトし操作できない状態になったので、再起動させました。その後qxdmで#946の値を確認すると、sim0だけ0x3FFFに書き換わっており、sim1は0x0CE8のままでした。

        • tomato 2017年4月9日 at 1:03 AM

          gadgetfan さま
          ご回答くださり、ありがとうございます。
          spc unlocked completeを確認後、記事中の「変更後の値」掲載画像の通りにチェックを入れ、DFStoolでrf bc configを書き換え、再起動し、qxdmで当該値を確認したところ、sim0,sim1の値(band prefの946とrf bc configの1877)は初期状態と同じでした。この段階で再度DFStoolでreadしてみたところ、記事と同じく、チェックが外れていました。
          そこで、QXDMで、ご紹介通り(#946→0x0CE8,#1877→562950169952641,#6828→2061584302277)に値を書き換えましたところ、再起動しても、sim0,sim1共に書き換え後の値に固定されていることを確認できました。
          しかし、引き続きguruでb5,b6にband lockし確認したところ、b05はdisconnectと表示され、未だb05を掴まず困っております。
          この後guru でband lockした後qxdmでsim0の値を確認しましたところ、0x0CE8に固定されていた#946の値が別の値に書き換わっていました。ただし、sim1の方は、0x0CE8のままでした。これは仕様でしょうか(おそらく、先ほどお聞きした0x0C28に値が変わった件も、bandlockしたことによるのでしょうか)。
          ちなみに、当方現在所持しているsimカードはmicroのみなのですが、これが関係している部分はあるのでしょうか?

        • gadgetfan 2017年4月9日 at 7:14 AM

          >#946の値が別の値に書き換わっていました。ただし、sim1の方は、0x0CE8のままでした。これは仕様でしょうか(おそらく、先ほどお聞きした0x0C28に値が変わった件も、bandlockしたことによるのでしょうか)。

          やっと理解できました0x0C28になっているのはnetwork signal guruのbandlockは直接band preferredを書き換えるので、bandlockした後の値を見られていたのですね。

          >ちなみに、当方現在所持しているsimカードはmicroのみなのですが、これが関係している部分はあるのでしょうか?
          関係は無いです。

          使ってるキャリアはどこのキャリアをお使いでしょうか。
          ちなみにband6で接続する参考の動画を撮ってみましたので、動画の最後のほうにあるnetwork signal guruのclear forcingも試してみていただけますでしょうか。clear forcingを実施すると端末のsim1側のband prefがすべてビットが立った状態になります。

        • gadgetfan 2017年4月8日 at 6:41 PM

          tomato様
          うーんそれはよろしくないですね。0x0C28では
          [Bit_19] GSM 850 band
          [Bit_21] GSM PCS 1900 band
          [Bit_26] WCDMA Band V – US 850 band
          [Bit_27] WCDMA Band VI – JAPAN 800 band
          というband状況です。書き込めていないです。
          端末がどのバンドに接続できるかという設定がRF BC configでBand prefはそのRF BC configの中でどのバンドを使えるようにするかという定義になります。
          以下のように確認してみてはいかがでしょうか。
          1.取り急ぎDFS toolでBand pref、rf bc configを目的の設定へ変更し書き込み。(SPC unlockは忘れずに)
          2.再起動後、QXDMで946、1877が片側だけでも目的の値に変わっているか確認
          3.片側のみプラスエリア動作をsignal guruで確認

  3. Reply
    アール 2017年4月8日 at 5:47 PM

    この機種ではないのですがプラスエリア苦戦中でして、参考にさせていただいています。
    質問なのですが、#6828にはフィールドが2つあります。
    0 0 nv_lte_bc_config_type.lte_bc_config 64 UINT64
    0 0 nv_lte_bc_config_type.lte_bc_config_ext 64 UINT64
    この2つとも2061584302277で埋めて良いものでしょうか?
    よろしくお願いします。

    • Reply
      gadgetfan 2017年4月8日 at 5:59 PM

      アール様
      ごらんいただきありがとうございます。
      ご質問いただいた件ですが、もともと値が入っている部分のみです。

  4. Reply
    tashi 2017年5月1日 at 1:53 PM

    GADGETFAN様、初めまして。
    tashiと申します。

    redmi 4 primeを購入しまして、カスタムROM導入(ECRMOD様のRedmi4Global_markw_V8.2.1.0.MBEMIDL_6.0_ECRMod_20170317)が終わり、プラスエリア化をしようとしています。

    QXDMが必要のようですが、セットアップの仕方がよくわかりません。

    QXDMのセットアップにつきまして、噛み砕いて説明する予定はありますでしょうか。

    • Reply
      gadgetfan 2017年5月1日 at 3:08 PM

      TASHI様

      ご覧いただきありがとうございます。こちらかなりデリケートなソフトウェアである為、操作の詳細やインストール手順等は控えさせていただいております。お察しくださいませ。

  5. Reply
    tashi 2017年5月2日 at 9:44 AM

    GADGETFAN様

    確かにそうですね。
    ご無理を言いまして大変すみませんでした。

  6. Reply
    うえの ときお 2017年5月13日 at 9:18 PM

    China Stableに入れ替えてもunlockできません。2つめのunlockで×になります。
    どうすればunlockできますか?

    • Reply
      gadgetfan 2017年5月13日 at 9:34 PM

      unlockで×になった際はどのようなメッセージがでましたでしょうか。エラーが分からないとなんとも言えません。

      • Reply
        うえの ときお 2017年5月16日 at 11:47 PM

        このようなメッセージでした。
        Binding time is too short,Less than 35 hours.

        unlock準備にあと35時間足りないのかと判断して、1日半待って再度unlockしてみたら、unlockできました。
        お騒がせしました。
        こちらの情報が参考になり、ありがとうございました。
        unlock可の連絡をもらって、unlockツールをダウンロードしてから2日待たないとunlockできないようですね。

  7. Reply
    qoo 2017年6月10日 at 11:59 PM

    情報までに、heliousさんのECRmod2017年5月2日更新のではQXDMがエラーでBANDを読み込みせず、
    xiaomi.euのweeklyバージョンではBANDを読み込みしました

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プラスエリア化作業を実施する場合は必ずTWRP等カスタムリカバリを導入し、EFSのバックアップを取得してから実施ください。